韓國(guó)で生まれ人気者となっている雌のジャイアントパンダの「フーバオ」が4月に中國(guó)へ引き渡されることが決まった。中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)によると、フーバオについて、韓國(guó)メディアのハンギョレは「中國(guó)との関係が改善すれば、戻ってくることもあるのか」とする記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

記事は「外國(guó)で生まれたパンダが中國(guó)に返還されるたびに、その國(guó)では涙の送別會(huì)が開(kāi)かれてきた」とした上で、「フーバオを韓國(guó)にとどまらせるよう要請(qǐng)する余地はないのか。殘念ながら、昨今は韓中関係が良くないのでそのような特別な事情は存在しない。尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)が、力による臺(tái)灣海峽の現(xiàn)狀変更に反対すると公言する中、中國(guó)はフーバオを韓國(guó)にとどまらせておくだろうか。両國(guó)の関係が良くなれば、フーバオが中國(guó)で子どもを産んだ後に戻ってくることも期待できる」とした。

記事は「パンダを中國(guó)に返さないとどうなるか」について、22年2月に米下院で「米國(guó)生まれのパンダは米國(guó)のもの」と定める法案が審議され、中國(guó)メディアが痛烈に批判したことに觸れた。

その上で「韓國(guó)と中國(guó)は地理的、歴史的に影響し合っている。中國(guó)は過(guò)去20年間、韓國(guó)の経済成長(zhǎng)に動(dòng)力を提供してきた。中國(guó)にとっても韓國(guó)は重要で、韓國(guó)から半導(dǎo)體など重要な中間材を輸入している。両國(guó)の産業(yè)構(gòu)造が変わるにつれ、そうした関係にも変化が生じている。中國(guó)企業(yè)は韓國(guó)企業(yè)を脅かすほど成長(zhǎng)しているが、両國(guó)はまだお互いを必要としている。経済だけでなく安保においてもだ」とし、「尹錫悅政権は、昨今のように米中対決が先鋭な時(shí)期には韓國(guó)の利益をより保障してくれる米國(guó)側(cè)に立つべきとの論理を広げているが、韓國(guó)の存在価値を正しく認(rèn)識(shí)していないように思われる。韓國(guó)は米國(guó)にとっても中國(guó)にとっても非常に重要で必要な國(guó)だ。どちらか一方の側(cè)につけば、韓國(guó)はもう一方から致命的な打撃を受けることになるだろう。バランスを取らなければならない。ともあれ、韓中関係が再び良くなってフーバオが戻ってくるか、または他のパンダが來(lái)ることを期待しよう」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/柳川）