2024年1月30日、仏國(guó)際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國(guó)語版サイトは、香港高等法院が経営再建中の中國(guó)不動(dòng)産開発大手?恒大グループ（恒大集団）に清算を命じたことを伝えた。

記事によると、29日付で恒大グループに清算を命じた香港高等法院の陳靜芬（リンダ?チャン）判事は、リーマンショックで実績(jī)があるコンサルティング會(huì)社「アルバレス?アンド?マーシャル（Alvarez＆Marsal，A＆M）」を管財(cái)人に任命し、「今回の命令で恒大グループの資産が管財(cái)人により管理され、いくつかの問題に対処することになる」と述べたという。

記事は「恒大グループの負(fù)債総額は3080億ユーロ（約49兆円）にも上る。その內(nèi)海外投資家の保有債権は230億ドル（約3兆3864億円）を占める」とした上で、「陳判事の決定は恒大グループの資産売卻と回収金の受け取りへの道筋をつけた」と論じた。

一方、今回の清算命令に対し、恒大グループの肖恩（Shawn Siu）CEOは「（清算命令は）遺憾だ。香港以外の各地の恒大グループの業(yè)務(wù)と運(yùn)営の安定を守ることに全力を盡くす」とのコメントを発表した。またアルバレス?アンド?マーシャルも聲明を発表し、「グループの90％以上の資産は香港以外の中國(guó)大陸の各地に存在するが、今回の清算命令は恒大グループの香港現(xiàn)地企業(yè)にのみ適用されるもので、中國(guó)大陸の他の土地でのグループの業(yè)務(wù)や生産活動(dòng)に影響を及ぼすものではない」と述べた。記事が引用したデロイトの試算によると、清算命令後に回収の可能性がある債務(wù)は3．4％しかないという。

記事は、仏ル?モンド紙の経済評(píng)論家フィリップ?エスカンデ（Philippe Escande）氏の寄稿文を引用し、「陳判事の清算命令は恒大グループをスクラップ置き場(chǎng)へ追いやったが、この決定が2年続く金融暴落まで引き起こしている中國(guó)の不動(dòng)産危機(jī)を終わらせることができるのかはまだはっきりしない。なぜなら香港は北京から遠(yuǎn)いからだ。しかしこの決定は今後のカギとなる一歩には違いない」と指摘した。

そして、「香港の司法當(dāng)局は、恒大グループの中國(guó)大陸の資産を処分できる管財(cái)人を任命できるかを試されているが、香港の破産手続きが中國(guó)の他の地域では認(rèn)められないケースもあり、恒大グループの子會(huì)社が存在する各地の司法當(dāng)局が自らの管轄でそれぞれの管財(cái)人を任命する可能性もある。ただ、この件は香港の金融業(yè)界にとって、かつて金融をリードしていた香港が外國(guó)の投資家に捨てられたことを意味するサインでもある。恒大ショックの余震は止まらない」と述べた。（翻訳?編集/原邦之）