旭日旗騒動めぐり中國國営テレビが「異例」の批判展開―香港メディア

Record China    2024年1月31日(水) 20時0分

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香港メディアの香港01は、江蘇省南京市の商業(yè)施設での「旭日旗騒動」をめぐり、中國國営の中央テレビ(CCTV)が異例の批判を展開したと報じた。

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香港メディアの香港01は、江蘇省南京市の商業(yè)施設での「旭日旗騒動」をめぐり、中國國営の中央テレビ(CCTV)が異例の批判を展開したと報じた。

その他の寫真

騒動の発端は先日、同商業(yè)施設を訪れた男性ブロガーが撮影した動畫だ。男性は動畫內(nèi)で施設のあちこちに日本的要素があり「旭日旗」まで貼られていると指摘、「ここは南京であり、東京ではない!」などと大騒ぎし、警察に通報した。警察は最終的に裝飾を剝がすよう施設側(cè)に求めた。

この動畫が物議を醸し、同ブロガーに賛同して施設を批判する聲が上がったものの、その後、裝飾の全體像を?qū)懁筏慨嬒瘠龌丐辍栴}の部分は日本とは全く関係がなく一部を切り取っただけであることが明らかにされた。

「旭日旗」騒動

香港01は「中央テレビが異例にも批判的な聲を上げた」とした上で、同局のニュースサイト?央視網(wǎng)に掲載された文章を紹介した。

「愛國はビジネスではない。通報には根拠を」と題された同文章は、騒動について「消費者が正常な視點と心理でその裝飾の全體を見れば、図柄と旭日旗とをイコールにすることは難しい」と指摘?!袱饯嗡?、地下鉄の駅構內(nèi)の図案も斷片的に取り上げられて旭日旗と主張しているが、全體を見ると太陽や梅、扇子などだった。しかし、當事者(施設側(cè))はいわゆる『愛國者』に妥協(xié)したのである」と論じた。

その上で、「この件については二つの聲があり、一方は愛國無罪で、告発內(nèi)容に問題があったとしても理解すべきだというもの。もう一方は、感情をあおって目を引く悪質(zhì)な行為だというものだ」と説明。「根本的には法治の道に戻らなければならない。告発は市民の権利だが、近年は一部の下心ある人間が恣意的に事実を捏造して他人の名譽を棄損し、迷惑をかけている。また正義感や道徳心を爆発させた人々が深読みし、事実を誇張し、無理やり當てはめ、でたらめな連想をして、企業(yè)の正常な経営を破壊している。同時に、ネット上で注目を集めて存在感を高める風潮が増している」と指摘した。

そして、「こうした亂発的な告発は、個人にとっても企業(yè)にとっても社會全體にとっても百害あって一利なしだ」と批判。こうした気風にブレーキをかけるため、「告発は証拠を重視し、受理機関は全面的かつ詳細で公平な審査を行い、ネットの感情に巻き込まれないこと」「悪意のある告発者は企業(yè)や社會に與えた影響の責任を負い、罰せられるべきであること」の2點を挙げている。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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