中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は1日、米軍機(jī)に墜落が頻発していると指摘し、中國(guó)人専門家による「原因分析」を紹介した。

記事は、1月31日に韓國(guó)の西海岸近くの海に米軍のF－16戦闘機(jī)が墜落した事故に言及し、「在韓米軍のF－16戦闘機(jī)の墜落事故は昨年12月に続いて2カ月連続だ」と指摘。その上で、「この2件の事故は最近の米軍による軍機(jī)事故の縮図にすぎない」とし、1月4日に米空軍のB－1B戦略爆撃機(jī)がサウスダコタ州エルスワース空軍基地に著陸する際に墜落事故を起こしたことを伝えた。

さらに、昨年11月には、在日米軍橫田基地に所屬する輸送機(jī)CV－22オスプレイ1機(jī)が鹿児島県?屋久島沖で墜落するなど、2件の墜落事故と1件のオーバーランによる事故を起こしていると指摘した。

その上で、中國(guó)の軍事専門家である張軍社（ジャン?ジュンシェー）氏を取材。張氏は米軍機(jī)に事故が頻発している原因は4つあると指摘。まず、「一部の戦闘機(jī)の就役期間があまりに長(zhǎng)く、メンテナンスが不適切である可能性」を挙げ、「例えばB－1Bは1986年に就役し、これまで40年近く稼働している。近年、米軍は整備士が減少し続けていることに不満を訴えてきた」と説明した。

2つ目は「一部の機(jī)體に設(shè)計(jì)上の欠陥がある」とし、「その最たるものがオスプレイであり、ヘリコプターと固定翼機(jī)の利點(diǎn)を組み合わせた畫期的な航空機(jī)とされているが、大量の新技術(shù)が採(cǎi)用されているため安定性と安全性に懸念が出ている」と指摘?！袱长硵?shù)年、日本や韓國(guó)、オーストラリアでオスプレイの事故が相次いでいる」とし、昨年8月にオーストラリア北部で米海兵隊(duì)のオスプレイが演習(xí)中に墜落した事故を例に挙げた。

3つ目は「パイロットの訓(xùn)練不足」があるとし、「近年、米國(guó)の多くの部隊(duì)でパイロットの訓(xùn)練期間が短縮されている。米軍も一部の事故について、パイロットの訓(xùn)練不足、能力不足によるものと分析している」と述べた。

4つ目には「テンポが速く強(qiáng)度の高い戦闘準(zhǔn)備行動(dòng)」に言及?！甘鹿史治訾穗Hして米國(guó)の軍事専門家もこの點(diǎn)を指摘している」とし、「米軍は長(zhǎng)年、『世界の警察』として働き、スピーディーかつ強(qiáng)度の高い任務(wù)を?qū)g行し、武力を誇示してきた。これが兵士たちの高度な緊張と疲労を生み、『崩壊點(diǎn)』に直面させているのだ」と論じた。（翻訳?編集/北田）