王者復活!ファーウェイの中國市場でのスマホ販売臺數(shù)が再びトップに

Record China    2024年2月9日(金) 16時20分

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2024年の第1週と第2週に中國市場で販売臺數(shù)が最も多かったスマートフォンはファーウェイの製品だった。同社にとって、2019年に米國が制裁を発動して以來初の「首位返り咲き」だった。

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自主努力で米國による制裁影響を解消へ

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技術関連に特化した世界的な調査會社のカウンターポイント?テクノロジー?マーケット?リサーチが4日に発表したリポートによると、2024年の第1週と第2週に中國市場で販売臺數(shù)が最も多かったスマートフォンは、華為技術(ファーウェイ)の製品だった。ファーウェイのスマートフォンは、米國が同社に対する制裁を2019年に発動して以來、シェアが大きく低下していた。シェア1位になったのは、制裁発動後初めてだった。

リポートは、ファーウェイが獨自開発した「Kirin 9000s」チップを搭載した「Mate 60」シリーズがシェア回復に大きく貢獻したと指摘した。また、同社製品を強く好む消費者の存在、いわゆるブランドロイヤルティーが強大であることや、やはり獨自開発したHarmonyOSの成功も、同社スマートフォンにとって追い風となったという。

リポートは、中國ブランドがハイエンド市場へと歩みを進めていることにも言及した。中國のハイエンドスマートフォン市場の2023年成長率は27%だった。アップルは同年前半には好調だったが、第3四半期(7-9月期)になるとファーウェイなど中國ブランドにシェアが蠶食されるようになった。中國ブランドはハイエンド市場で引き続き力を発揮する見通しという。

國際的なデータ會社のIDCの1月25日の発表によれば、2023年第4四半期(10-12月期)、中國のスマートフォン市場の出荷臺數(shù)は前年同期比1.2%増の約7363萬臺で、市場全體は成長傾向に回復したものの、業(yè)績は予想を大幅に下回った。メーカー別では、アップルが中國市場で1位で、2位から5位までは栄耀(HONOR、オナー)、vivo、ファーウェイ、OPPOと続いた。

オナーは、ファーウェイが2023年下半期のスマートフォン市場で「Mate 60」シリーズなどにより攻勢に出た影響を最も強く受けたと話題になったが、実績を見ると落ち込んではおらず、中國ブランドのスマートフォンで売り上げ臺數(shù)が1位だった。オナーの好調には、800ドル以上の価格帯でも折りたたみ式スマートフォンが貢獻したとされる。

課題は殘るが「王者復活」の印象は強烈

IDCの中國擔當シニアアナリストである郭天翔氏は、中國のスマートフォン市場は再び成長に転じはしたが、2024年の市場予測については慎重さと楽観的な態(tài)度を両立させるべきと指摘した。

第一財経によると、ファーウェイがハイエンド市場を改めてアップルから勝ち取ることができるかについては、業(yè)界から「まだ課題が殘る」との見方が出ている。例えばファーウェイは年間を通じての書き入れ時の一つである國慶節(jié)期に向けて、競爭を優(yōu)位に進めるために販売店と契約を早めに実施して、代金を徴収した。そうしておけば、販売店がファーウェイ製品に力を入れるからだ。しかし実際の製品の動きを見ると、Mate60の需要が最も大きかった時期に製品を十分に販売店に回すことができなかった。そのために、ファーウェイ製スマートフォンの品薄狀態(tài)が出現(xiàn)したという。

しかしいずれにしろ、開発から販売戦略に至るまで、さらにはそれ以外のさまざまな努力により、ファーウェイのスマートフォンの販売は現(xiàn)在までに「王者復活」の様相を呈するに至った。また、米國の制裁を受けたファーウェイが、鉱山業(yè)界や自動車業(yè)界、太陽光発電などに技術を提供するB2Bのビジネスモデルの構築や、さらにはデータセンターなどの事業(yè)にも力を入れたことも重要だ。同社は米國による制裁に苦しみつつも、企業(yè)として「懐を大いに深くした」と言える。


中國市場でアップルに異変、自國ブランド志向が直撃か

一方で、「様子がおかしい」のがアップルだ。同社が1日に発表した2024會計年度1四半期報告(2023年10-12月期)では、同社の同四半期売上高はアナリスト予想の1179億7000萬ドル(約17兆6000億円)を上回る1195億8000萬ドル(約17兆9000億円)で、売上高は前年同期比増に復帰した。また、同期のiPhoneの売上高は予想の685億5000萬ドル(約10兆2000億円)を上回る697億7000萬ドル(約10兆4000億円)だった。

アップルの全世界における2023年10-12月期の業(yè)績は「まずまず」と言ったところだ。しかし報道によれば、投資銀行のジェフリーズのアナリストはリポートの中で、アップルは中國の主要ECプラットフォームで多くのiPhoneモデルの大幅値下げを実施したにもかかわらず、販売臺數(shù)は新年の最初の週には前年同期比30%減だったと論じた。同アナリストは、アップルの販売減少の原因について、中國ブランドとの競爭が激化し、特にファーウェイが2023年8月の「Mate 60」シリーズを発表して以來、ハイエンド市場に「強力回帰」したことを強調した。

アップルは1月中旬にも大規(guī)模な値下げキャンペーンを実施した。アップルは年越し時期の値下げキャンペーンを毎年実施しているが、今年の場合には大幅な値引きであり、さらに最新世代のiPhoneの値引きの対象になっているなど、異例な點が目立つという。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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