習(xí)近平主席がモンゴル訪問へ、中蒙関係発展の新たなロードマップを作成―中國メディア

Record China    2014年8月19日(火) 14時10分

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18日、中國の習(xí)近平國家主席はモンゴルのエルベグドルジ大統(tǒng)領(lǐng)の招待で今月21、22両日に同國を公式訪問する。寫真はモンゴル?ウランバートル。

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2014年8月18日、中國の習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席はモンゴルのエルベグドルジ大統(tǒng)領(lǐng)の招待で今月21、22両日に同國を公式訪問する。中國國家元首のモンゴル訪問は11年ぶりだ。今回の訪問は両國の包括的協(xié)力関係を一段と推進し、中國の周辺環(huán)境を一段と最適化する、中國の周辺外交理念「親、誠、恵、容」の新たな積極的実戦だ。新華網(wǎng)が伝えた。

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■両國関係の格上げも

今回の訪問で習(xí)主席はエルベグドルジ大統(tǒng)領(lǐng)と會談し、両國関係の発展の方向性、主要課題、基本構(gòu)想を共に検討し、確定する。専門家は、両國関係は今回の訪問を通じてさらに高い水準へと高まると指摘した。

両國が政治関係を一層発展させるには、相互信頼を強化し、互いの核心的利益と重大な懸念に配慮することが前提となる。専門家は、両國元首はこの面で明確な姿勢表明をする可能性があると指摘した。

「中國側(cè)はモンゴルの獨立、主権、領(lǐng)土保全およびその選択した発展路線の尊重、モンゴルの非核の支持をを重ねて表明する。モンゴル側(cè)はチベット、ウイグル自治區(qū)、臺灣問題における中國の立場を引き続き支持する」と、黃家[馬癸](ホアン?ジアクイ)中國モンゴル研究會名譽理事長は新華社の取材に語った。

■実務(wù)協(xié)力が過去最高に

経済?貿(mào)易協(xié)力が両國関係のバラストであることは間違いない。今回の訪問で習(xí)主席はモンゴルの指導(dǎo)者と共に、経済?貿(mào)易関係の拡大?深化の効果的な道を探る。専門家は「両國の指導(dǎo)者は鉱物資源開発、インフラ整備、金融協(xié)力の『三位一體、統(tǒng)合推進』の原則に基づき、経済?貿(mào)易協(xié)力を更に高い段階へと押し上げる可能性がある。両國は協(xié)力プロジェクトを推進し、協(xié)力過程におけるいくつかの問題を解決する可能性がある」との認識を示した。

「両國は貿(mào)易額の増加、貿(mào)易?投資構(gòu)造の改善、モンゴルの産業(yè)高度化の促進、鉄道?道路?電力のコネクティビティの強化、重點分野?大型プロジェクト協(xié)力の支持など重要問題に重點的に注目することができる」と黃氏は指摘した。

■周辺外交戦略の新たな重要ステップ

中國にとってモンゴルは同じ北東アジアに位置し、重要な隣國の1つだ。習(xí)主席の今回のモンゴル訪問は、周辺外交戦略を推進する新たな重要ステップであり、北東アジアの協(xié)力を促進し、平和で安定した周辺環(huán)境の構(gòu)築に重要な推進作用を果たすに違いない。

中國新指導(dǎo)部は発足以來、周辺外交をかつてないほど重視している。昨年10月の周辺外交座談會では「親、誠、恵、容」との周辺外交理念を打ち出し、習(xí)主席の中央アジア訪問時には「シルクロード経済ベルト」、東南アジア訪問時には「21世紀の海のシルクロード」を打ち出し、李克強(リー?カーチアン)首相の南アジア訪問時には「バングラデシュ?中國?インド?ミャンマー経済回廊」と「中國?パキスタン経済回廊」を打ち出した。こうした理念やイニシアティブはいずれも、中國が周辺外交を強く重視していることを反映している。また、習(xí)主席はロシアや韓國を含む複數(shù)の周辺諸國をすでに訪問した。

中國社會科學(xué)院の●時遠(ハオ?シーユエン、●は赤におおざと)院長補佐は新華社の取材に「モンゴルは北東アジアの重要な戦略地域であり、中國?モンゴル関係の発展は北東アジア地域の安定にとってプラスの意義を持ち、さらに広範(fàn)囲の周辺協(xié)力にも良好な作用を生じる」と指摘した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/武藤)

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