最近になり、白色矮星と高溫準(zhǔn)矮星からなる二重星が発見されました。2つの矮星はこれまで記録のない猛スピードで周回しあっています。ミリヘルツ周波數(shù)帯の強(qiáng)い重力波を放射していると推定され、空間重力波観測施設(shè)による検出が期待されます。

この重要な発見は、中國の清華大學(xué)物理學(xué)部の王暁鋒教授が率いるプロジェクトチームと中國內(nèi)外の協(xié)力者が國家天文臺(tái)興隆観測所に設(shè)置された「清華大學(xué)-馬化騰サーベイ望遠(yuǎn)鏡」を利用して達(dá)成したもので、國際的に権威あるオンライン天文學(xué)誌「ネイチャー?アストロノミー」のオンライン版に9日に掲載されました。

王暁鋒教授は「地球から約2760光年離れた場所で20．5分の公転周期で急周回する二重星「TMTS J 0526」を発見した。この二重星は、太陽の約0．74倍の質(zhì)量の高密度の白色矮星と、太陽の約0．33倍の質(zhì)量の高溫準(zhǔn)矮星からなる」と紹介しました。

チームの一員である林傑氏は、「高溫準(zhǔn)矮星の半徑は地球の7倍程度で、これまでに認(rèn)められた最も小さい恒星の4分の3の大きさしかない。天文學(xué)者が発見した體積の最も小さい恒星の代表例だ」と説明しました。

王暁鋒教授はまた、「この発見により、將來の重力波の確認(rèn)にとって重要な重力波発生源が特定された。さらに重要なことは、中國科學(xué)院雲(yún)南天文臺(tái)の韓占文院士チームが2003年に提出した、このような特殊な二重星が形成される理論上の予言を検証し、恒星進(jìn)化の理論をさらに理解し、改善することに役立つことだ。この理論はわれわれが宇宙の進(jìn)化を理解する礎(chǔ)石になる」と説明しました。

「清華大學(xué)-馬化騰サーベイ望遠(yuǎn)鏡」は2020年の正式稼働以來、1分間の観測頻度で天空の北半球部分を観測しています。同望遠(yuǎn)鏡を利用するプロジェクトでは、2023年末までに累計(jì)2700萬を超える恒星の変光についての集中したデータを取得できたとのことです。（提供/CRI）