2014年8月19日、北京動(dòng)物園は1萬(wàn)元（約16萬(wàn)円）でパンダのオーナーになれるキャンペーンを?qū)g施している。ラジオ放送?中國(guó)之聲の央広新聞が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

同動(dòng)物園のスタッフによると、動(dòng)物園の管理規(guī)定に基づき、500元（約8400円）を寄付するとオーナー証書(shū)が発行され、1年中無(wú)料で動(dòng)物園に入って「自分の」動(dòng)物を見(jiàn)ることができる。また、1萬(wàn)元以上寄付すると、命名権を得ることができる。オーナーの権利は1年間有効。現(xiàn)在、30種類以上の動(dòng)物に、個(gè)人や団體のオーナーが付いている。希少動(dòng)物の場(chǎng)合、オーナー権の費(fèi)用が少し高くなる。例えば、パンダは通常1萬(wàn)元以上で、上限はなし。寄付者が自分で金額を設(shè)定できる。スタッフによると、「同キャンペーンは人々に動(dòng)物保護(hù)の意識(shí)を向上させてもらうのがねらい。オーナーになっても、動(dòng)物は動(dòng)物園で飼育されるが、オーナーは有効期限內(nèi)に6回、飼育員の付き添いの下、餌をあげたり、觸ったりする権利を持つ」という。

また、動(dòng)物が病気になったりした場(chǎng)合は、オーナーにすぐに知らされ、オーナーは隨時(shí)動(dòng)物の狀況を把握することができる。

同キャンペーンはネット上で話題となったほか、出産予定のある夫婦達(dá)が、「自分の子供が、動(dòng)物と一緒に成長(zhǎng)してほしい」と、出産予定のある動(dòng)物に関する問(wèn)い合わせを寄せているという。同キャンペーンをめぐっては、一部のネットユーザーから、「動(dòng)物園は金稼ぎに走っている」という聲が上がっているものの、生物多様性國(guó)際研究プログラム（DIVERSITYS）のメンバーである、動(dòng)物保護(hù)専門家の楊道徳（ヤン?ダオダー）氏は、「現(xiàn)在、一部の動(dòng)物園は、資金が足らず、動(dòng)物を飼育するという責(zé)任を果たすことができない。そして、ライオンやトラなどの大型の肉食動(dòng)物が、餌が足らずに不健康になっている。動(dòng)物園の閉鎖という狀況も発生している。これらのことを考えると、オーナー募集というのは価値ある保護(hù)方式。もちろん、オーナーや一般人が監(jiān)督できるように、動(dòng)物園は資金の用途を公にしなければならない。オーナーも、資金が確実に動(dòng)物保護(hù)のために使われるよう、保護(hù)狀況に関心を持たなければならない」との見(jiàn)方を示している。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/武藤）