中國では経済の停滯に伴い、若者は就職や労働を通じた將來の見通しが不透明になっている。こうした中、中國で増えているのが「寢そべり族」。ロイター通信は、會社などで働くという「終わりなきプレッシャー」よりも自分の幸福や興味を充実させることを優(yōu)先させる若者を取り上げた。

ロイター通信が紹介したのは、チュー?イさん（23）?！笇嫟饯伽曜濉工献苑证瑯Sしめる時(shí)間を過ごすのに必要なだけの稼ぎを得るため、最低限しか働かない人々のことでもある。

チューさんはかつてアパレル関係の會社に勤めていたが、2年前に退職した。頻繁に殘業(yè)しなければならない上、上司が嫌いだったからだ。今は在宅で旅行會社の仕事を週1日こなすだけ。そのおかげで、フルタイムのタトゥーアーティストになるための半年の見習(xí)いに入り、たっぷり練習(xí)できる時(shí)間を確保している。

「寢そべり族」はチューさんだけではない。どれだけの若者が従來のような會社勤めを放棄したのか、統(tǒng)計(jì)はないものの、マクロ経済がなお新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）前の成長軌道に戻れず、大學(xué)新卒者は収入を得るために就職口で妥協(xié)を強(qiáng)いられた。昨年6月時(shí)點(diǎn)でも若者の失業(yè)率は21．3％と過去最悪に達(dá)していた。

「私にとって、働くことに大きな意味はない」とチューさんは言う?！复蟛糠证仙纤兢韦郡幛耸耸陇颏浃晁欷?、上司が喜ぶだけのように思える。だから（必死に）働かないと決めた」。 中國でチューさんのように1995年から2010年に生まれた約2億8000萬人の「Z世代」はあらゆる年齢層で最も悲観的だ。

この半世紀(jì)近くの成長率が最低圏に落ち込んだ今、習(xí)近平體制にとってはZ世代の不安をいかに和らげるかが重要な政策課題になっている。1月には人力資源?社會保障部が今年は特に若者の雇用を増やす取り組みの強(qiáng)化が必要だと訴えた。

米ミシガン大學(xué)で社會學(xué)助教を務(wù)めるチョウ?ユン氏は「一部の若者は會社で出世するための激しい競爭から進(jìn)んで身を引いたように思えるが、彼らの將來に対する悲観主義を見過ごすことはできない」と強(qiáng)調(diào)する。

チョウ氏は中國では経済が減速し、労働市場は逼迫（ひっぱく）したままだと指摘?！干鐣癫瞍潭ɑ丹?、政治的な統(tǒng)制強(qiáng)化が進(jìn)み、経済の先行き期待が持てない今の中國は若者らにとって非常に生きづらくなっている」との見方を示した。

チューさんは以前よりずっと幸せを感じており、自らの選択には「価値がある」と信じている。チューさんは「私の今の給料は多いとは言えないが、毎日の生活費(fèi)を賄える。自由な時(shí)間は數(shù)千元のお金よりもはるかに貴い」と話した。（編集/日向）