中國のデジカメ市場、「若者の力で復活」、富士フイルムの新製品に24時間で予約30萬臺

Record China    2024年3月1日(金) 12時0分

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中國のデジカメ市場が「若者の力で市場が復活」と地元メディアが報道。富士フイルムが発表した小型軽量の新製品の予約は開始から24時間で30萬臺を超えた。寫真は富士フイルムのデジカメ。

富士フイルムが2月、4年ぶりとなる小型軽量デジタルカメラの新製品「X100VI」を発表した。日本でデジカメはスマートフォンに押され気味だが、中國メディアは「若者の力で市場が復活」と報道。3月1日に抽選で購入できる新製品の予約は開始から24時間で30萬臺を超えた。

富士フイルムによると、X100VIは今回の更新により新たに開発されたボディー內手ブレ補正が使われ、20種類のフイルムシミュレーションを手にした。またディープラーニング技術を用いて開発したAI(人工知能)による被寫體検出AF(自動焦點)を搭載した。

中國網が紹介した経済観察報の記事によると、富士フイルム(中國)の孫東亮副総経理は中國市場と日本市場の差について「非常に大きい」と指摘?!溉毡兢违幞槭袌訾纬砷Lは多くの若者によって支えることができない。ところが中國では若者の力が非常に顕著であり、かつ変化のペースが非常に早い。ビジネスモデルや販売モデルのほか中國市場が日本のカメラ市場の発展の過程から參考にできることは非常に少ない」と続けた。

さらに「特にユーザーの洞察、製品の応用やマーケティングにおいて、中國市場は中國に身を置き、中國のために考えなければならない」と言及?!父皇骏榨ぅ毳啵ㄖ袊─膝钎顶ぅ螭湫阅埭蚊妞侨粽撙魏盲撙刃枰驕氦郡饯Δ趣筏皮い搿H毡兢菈浠衔Cを意味するかもしれないが、中國でそれはチャンスを意味する」と強調した。

中國市場の成長には理由がある。日本のカメラ映像機器工業(yè)會(CIPA)が2月1日に発表した報告書によると、日本のデジカメの世界売り上げは2023年に前年比4.9%増の7143億円となり、3年連続で増加した。地域別に見ると、中國市場は前年比24.6%増の1977億円で、伸び率が日本市場を上回った。歐州および米國市場は前年比で減少した。

デジカメは世界的な半導體不足などの影響で電子テクノロジー市場のブラックホールになり、原材料不足に悩まされてきた。生産の遅延、物流の混亂などの問題も重なり、製品供給の態(tài)勢を整える期間が必要になった。

今後の見通しについて、デジカメラ市場の十數(shù)年の変遷を追ってきた就業(yè)者の一人である孫氏は中國市場が力強く成長するとしながらも慎重な態(tài)度を保っている。特にSora(米AI研究會社OpenAIが発表した動畫生成AIモデル)の登場により、カメラに「ナマズ効果」(あるグループに異質な存在が加わることで刺激となり、グループ全體の活力が増すこと)が訪れると予感している。(編集/日向)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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