2014年8月20日、中國の大都市で不動産購入制限が緩和されるという情報(bào)が相次いで伝えられている。中信銀行は19日、不動産會社の鏈家地産と戦略的協(xié)力合意を締結(jié)したことを明らかにした。広州日報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

同行によると、鏈家地産グループの北京鏈家房地産経紀(jì)有限公司は初めて不動産を購入する顧客に対し、住宅ローン金利を10％引き下げるサービスを提供する。業(yè)界関係者は大都市の住宅ローンが緩和され始めていると指摘。ネット金融サービスの融360社がまとめたデータによると、8月に入ってから統(tǒng)計(jì)の対象としている28銀行のうち、6行が初めて不動産を購入する人を?qū)澫螭摔饯欷兢欹愆`ン金利を引き下げた。だが大都市の多くがローンの緩和措置をうち出す中、広州の市場は落ち著いた様相を見せている。

▼北京の銀行、初めて不動産購入する人を優(yōu)遇

北京で不動産ローンを緩和したのは中信銀行だけではない。融360の統(tǒng)計(jì)データによると、8月に入ってから統(tǒng)計(jì)対象の28銀行のうち、6行が初めて不動産を購入する人を?qū)澫螭衰愆`ン金利を引き下げた。民生銀行はローン業(yè)務(wù)を再開し、現(xiàn)在は初購入者に適用する金利を基準(zhǔn)金利としている。華夏銀行は初購入者の金利をこれまでの基準(zhǔn)金利プラス0．2％から基準(zhǔn)金利プラス0．1％に引き下げ調(diào)整した。光大銀行は初購入者の金利を7月は基準(zhǔn)金利プラス0．05％としていたが、現(xiàn)在は基準(zhǔn)金利とする。香港上海銀行（HSBC）は初購入者の金利の下限を基準(zhǔn)金利マイナス0．08％とした。これまでは貸出額160萬元（約2700萬円）未満のローンの金利は基準(zhǔn)金利マイナス0．04％、160萬元以上は基準(zhǔn)金利マイナス0．06％だった。招商銀行の初購入者の金利はこれまで基準(zhǔn)金利だったが、今では下限を基準(zhǔn)金利マイナス0．1％とする。

また、中國農(nóng)業(yè)銀行、北京農(nóng)商銀行、恒生銀行が採用するのは変動金利だ。農(nóng)業(yè)銀と農(nóng)商銀は金利の下限を基準(zhǔn)金利マイナス0．05％とし、恒生銀は基準(zhǔn)金利マイナス0．02％とする。

▼不動産の緩和は加速する 関連機(jī)関

現(xiàn)在、北京、上海、広州、深センなどの大都市は購入制限を解除していないが、緩和するとの情報(bào)が次々に伝えられている。

上海では複數(shù)の銀行が住宅ローン金利を引き下げた。HSBCも引き下げを行い、7月以降で新築物件を初めて購入する人を?qū)澫螭恕①J出額160萬元以上のローンの金利を基準(zhǔn)金利マイナス0．04％とした。同行以外の多くの銀行でも、初購入者の金利を基準(zhǔn)金利より大きくしているところはない。

五大國有銀行の深セン支店のうち、農(nóng)業(yè)銀行は初購入者の金利を基準(zhǔn)金利プラス0．05％のままとするが、中國銀行、中國工商銀行、中國建設(shè)銀行、中國交通銀行はこれまでの基準(zhǔn)金利プラス0．05％を基準(zhǔn)金利に戻し、2軒目以降の不動産購入の場合の金利は基準(zhǔn)金利プラス0．1％とした。

だが広州市場は落ち著いた様相を見せている。複數(shù)の銀行を取材したところ、現(xiàn)在の広州市の個(gè)人向け住宅ローン政策は安定を保っており、基本的に変化はないことがわかった。調(diào)査によれば、広州市の不動産初購入者の金利は基準(zhǔn)金利プラス0．05％以上が基本で、2軒目以降の場合も基準(zhǔn)金利プラス0．1％以上が基本だ。

中國國際金融有限公司がまとめた研究報(bào)告によると、抵當(dāng)市場の需給狀況を踏まえ、監(jiān)督管理部門の窓口での指導(dǎo)を考慮すると、今後は住宅ローンの擔(dān)保要件の緩和が加速する見込みという。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤）