中國(guó)メディアの潮新聞は15日、中國(guó)で春節(jié)（舊正月、今年は2月10日）が明けて以降、電気自動(dòng)車（EV）など「新エネルギー車」の値下げラッシュが本格化し、価格競(jìng)爭(zhēng)がさらに激化するとみられる中、「中古車を買うのは割に合うのか」とする記事を配信した。

記事はまず、中國(guó)EV最大手の比亜迪（BYD）が2月19日、プラグインハイブリッド車（PHEV）と純電気自動(dòng)車（BEV）の車種を値下げすると、他社もすぐ追隨し、ネットでは「1日のうちに自動(dòng)車メーカー9社が値下げを発表」がトレンド入りしたと伝えた。

記事によると、これまでに値下げを発表したメーカーは、BYD、吉利（GEELY）、哪吒（Neta）、上海大衆(zhòng)、一汽大衆(zhòng)、長(zhǎng)安（CHANGAN）、奇瑞（Chery）、飛凡（Rising）、智己（IM）、ヒョンデ、テスラ、零跑（Leapmotor）、小鵬（Xpeng）、埃安（AION）の14に上り、値下げ幅は5％～15％で、金額としては數(shù)千元から1萬(wàn)元（約20萬(wàn)9000円）を超えるものもあるという。

記事は「新車が全般的に値下がりし、中古車との価格差が縮小している。新車の値下げラッシュにより、消費(fèi)者の購(gòu)入選択肢が広がったことは間違いないが、中古車市場(chǎng)は『大きな試練』に巻き込まれることになった」とした。

記事は「消費(fèi)者の中には中古車を今買うべきか、それとも待つべきか、ジレンマに陥っている人もいる」とし、「予算約18萬(wàn)元（約376萬(wàn)円）で、狀態(tài)が良く走行距離が少ない蔚來(lái)（NIO）のET5かテスラのモデルYを買うつもりだったが、今はとても迷っている。いくつかの中古車の価格は予算に近いかそれを下回るが、新車の値下げ幅も大きいので、もう少し出せば新車に手が屆く」という消費(fèi)者の聲を紹介した。

また「保証期間內(nèi)の中古車を購(gòu)入するなら、今は悪くないタイミングだ。いくら新車が値下がりしているといっても、中古車よりは高い」とする自動(dòng)車販売店関係者の聲も紹介した。（翻訳?編集/柳川）