中國メディアの環(huán)球時報は7日付記事で、韓國について「造船大手3社に今後5年で計9兆ウォン（約1兆円）を投入し中國と競爭する」と報じた。

記事はまず、韓國政府が造船業(yè)の「超格差競爭力」を確保するため、HD韓國造船海洋、サムスン重工業(yè)、ハンファオーシャンの造船大手3社に今後5年で計9兆ウォンを投入することを取り上げた。

そして、韓國?聯(lián)合ニュースの5日付報道を引用し、韓國産業(yè)通商資源部が同日、官民協(xié)力プラットフォーム「K－造船次世代イニシアチブ」を発足させ、未來型造船産業(yè)への大転換方向について議論したこと、政府と造船大手3社、造船海洋プラント協(xié)會が「K－造船超格差競爭力確保のための共同対応協(xié)約」を締結(jié)したこと、中長期的観點から次世代技術(shù)を確保するため、官民共同で今年上半期中に「造船産業(yè)超格差研究開発ロードマップ」を策定し、それを基に2030年までに液化水素運搬船の開発や自律運航船舶の國際標準主導(dǎo)などを推進することを紹介した。

記事は「だがそうした韓國の政府?企業(yè)の『野心』は、低出生率、造船業(yè)の長期的衰退、関連技術(shù)人材不足などの構(gòu)造的な問題に直面している」と指摘?！冈齑瑯I(yè)は、世界規(guī)模で高まるカーボンニュートラルを求める聲に対応するため、生産システムの再構(gòu)築の準備を進めている。しかし韓國では、學(xué)生の造船學(xué)習(xí)意欲の低下により、質(zhì)の高い造船人材の育成が困難になると懸念する聲もある」とし、「以前は大學(xué)の造船工學(xué)科を卒業(yè)すると高収入の仕事が保証されていたため、ソウル大學(xué)の造船海洋工學(xué)科は全學(xué)科の中で人気が6位になったこともあった。しかし、2008年の世界金融危機や中國の造船業(yè)の臺頭により、韓國の造船業(yè)は長期的に衰退している。釜山大學(xué)でも同様の傾向が見られる」とした。

そして「船舶の研究や設(shè)計で質(zhì)の高い人材を育成することで組織的に対応しなければ、韓國は中國との主導(dǎo)権爭いで敗退する可能性もあると多くの専門家が警告している」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）