中國メディアの紅星新聞は7日、黒竜江省ハルビン市でシェアサイクル計(jì)1100臺(tái)余りを盜んだ男の裁判が行われたことを伝えた。

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報(bào)道によると、主犯格の黃（ホアン）被告は2022年8～10月にハルビン市や湖北省武漢市の路上に駐輪されていたシェアサイクルを盜み、本體や部品などを山東省のリサイクル業(yè)者に売り渡した。

黃被告は2人の仲間と共にシェアサイクルが集中して置かれている場(chǎng)所にトラックを橫付けするなどし、1日數(shù)十臺(tái)ずつ盜んでいった。その數(shù)は計(jì)1100臺(tái)余りに上り、6萬9000元（約140萬円）の不當(dāng)な利益を得たという。

シェアサイクルの運(yùn)営會(huì)社が大量の自転車の所在が不明になっていることに気付き警察に通報(bào)、捜査を経て事件が発覚した。仲間の一人は「何度も迷ったが（黃被告は）知り合いで彼に借金もしていたので応じた。事の重大さを深く考えていなかった」と供述した。

また、リサイクル業(yè)者の鄭（ジョン）被告は「GPSやロックが外されていたので盜んできたものと知っていたが、本人だけが責(zé)任を負(fù)うものだと思っていた」と語った。

黃被告らは23年4月にハルビン市や天津市で相次いで拘束され、鄭被告は同年6月に山東省で拘束された。このほど行われた裁判では黃被告に懲役11年、罰金10萬元（約205萬円）が科され、その他の被告にもそれぞれ相応の刑が言い渡されたという。

記事によると、中國では毎年、使用しなくなったシェアサイクル約300萬臺(tái)が処分されており、山東省荷沢市は廃棄処理が多く行われている場(chǎng)所だという。（翻訳?編集/北田）