中國國営テレビの取材を妨害、中國記者協(xié)會が異例の聲明、地元當(dāng)局は謝罪―獨メディア

Record China    2024年3月15日(金) 15時0分

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14日、獨ドイチェ?ヴェレは、中國河北省で発生した爆発火災(zāi)を取材しようとした中國國営メディア記者が現(xiàn)地警察官に妨害された問題で、現(xiàn)地政府が謝罪聲明を発表したと報じた。

2024年3月14日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國河北省で発生した爆発火災(zāi)を取材しようとした中國國営メディア記者が現(xiàn)地警察官に妨害された問題で、現(xiàn)地政府が謝罪聲明を発表したと報じた。

同省三河市燕郊鎮(zhèn)のフライドチキン店で13日午前に爆発火災(zāi)が発生し、中國中央テレビ(CCTV)の記者が現(xiàn)場の様子を生中継している最中に警察官數(shù)人がカメラに映り込み、中継を妨害した。記者はそのまま中継を続けようとしたものの、警察官が「危ないから」と繰り返し、カメラの前に立ちふさがるなどしたため、中継が途中で終了した。また、別のCCTV記者もSNS上に「現(xiàn)場で3人の記者が十?dāng)?shù)人から取り囲まれもみ合いになった」とする動畫を公開した。

この件について中國記者協(xié)會も「記者は現(xiàn)場を混亂させるために仕事をしているのではないし、報道は當(dāng)局の発表文章の代わりでもない。政府は救助活動を?qū)g施する傍らで記者の取材に便宜を図るべきだ。世論をコントロールするためにメディア記者の正常な職務(wù)履行を粗暴に妨害してはならない」とする異例の聲明を発表した。

同市政府は聲明を発表し「CCTVをはじめとする複數(shù)のメディア記者が、危険を顧みず真っ先に現(xiàn)場に駆けつけ、カメラで現(xiàn)場の様子や救助について伝えてくれ、狀況を案じる公衆(zhòng)の気持ちに応えてくれた」と感謝を示すとともに「ガス漏れが起きており、人命を最優(yōu)先する方針のもとで専門の救援隊以外を現(xiàn)場から離れさせようとしていた。その際に擔(dān)當(dāng)者の意思疎通能力が弱く、粗暴なやり方をしてしまったことで記者の皆さんに誤解を與え、世論で疑念が生じることになった」と釈明、すでに記者に対して謝罪を行ったとともに、関係者を厳しく叱責(zé)したことを明らかにした。

記事は、中國で記者が取材の妨害を受けることは珍しくないものの、今回は対象が國営メディアの記者だったことから世論の注目を集めたと紹介?,F(xiàn)地當(dāng)局が謝罪するに至ったことについて、ネットユーザーからは「あなたがCCTVの記者で良かったね。違うメディアだったらこうはならなかったはずだよ」と皮肉めいた聲も寄せられたと伝えた。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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