八牧浩行 2024年3月18日(月) 16時(shí)40分
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習(xí)近平國家主席は「基礎(chǔ)研究などを強(qiáng)化し、要となる核心技術(shù)の攻防戦に打ち勝とう」と呼びかけ、全人代代表や政協(xié)委員は半導(dǎo)體分野などの研究開発強(qiáng)化やサプライチェーン整備の方針を表明した。寫真は人民大會(huì)堂。
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中國政府は2024年の科學(xué)技術(shù)費(fèi)を前年比10%増の3708億元(約7兆7000億円)に増強(qiáng)した。中國の競爭力を左右する半導(dǎo)體などで産官學(xué)が一體となった挙國體制の確立を狙う。
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習(xí)近平國家主席は6日、全人代に併せて開催された全國政治協(xié)商會(huì)議で「基礎(chǔ)研究などを強(qiáng)化し、要となる核心技術(shù)の攻防戦に打ち勝とう」と呼び掛けた。これを受け、全人代代表や政協(xié)委員は半導(dǎo)體分野などに関して研究開発の強(qiáng)化やサプライチェーンを整備する方針を表明した。
一方、製造業(yè)が集積する広東省が7日に開いた分科會(huì)で、広州汽車の馮興亜総経理は「技術(shù)革新への投資を増やし、半導(dǎo)體の國産化など重要な技術(shù)の進(jìn)歩を加速させる」と表明。自動(dòng)車用半導(dǎo)體開発に力を注ぐ考えを示した。家電大手TCLの李東生董事長も「集積回路などの分野では依然として(先進(jìn)國との)ギャップが大きい」と分析し、「中國企業(yè)は獨(dú)自のイノベーション能力を高めなければならない」と訴えた。
李強(qiáng)首相は5日の全人代政府活動(dòng)報(bào)告で「ハイテクの自立自強(qiáng)の推進(jìn)を加速し、新型挙國體制の優(yōu)勢を発揮しよう」と強(qiáng)調(diào)した。新型挙國體制は習(xí)指導(dǎo)部が主導(dǎo)する形で政府機(jī)関、企業(yè)、研究機(jī)関、金融機(jī)関が一體となってハイテク分野の開発を進(jìn)める仕組み。素材、部品、完成品まで含めた供給網(wǎng)全體をスピード重視で整える。
日本のメディアは「習(xí)近平への権力一極集中が強(qiáng)化された大會(huì)だった」と指摘し、不透明さが増した」と批判しているが、中國シンクタンクトップは「中國には西側(cè)の基準(zhǔn)とは違う中國式の民主主義がある」と反論?!溉舜]幕後の首相記者會(huì)見は無くなったが、會(huì)期中に開催された膨大な中央行政省庁の內(nèi)外記者會(huì)見は活動(dòng)報(bào)告審議に反映されている。中央行政省庁は政府活動(dòng)報(bào)告における2024年計(jì)畫を?qū)g際にいかにして実行するかを明確にして責(zé)任を負(fù)っており、ボトムアップにより政府の具體的な方針がより明確になったと見るべきだ」と指摘した。
中國外交部の毛寧報(bào)道官は8日の定例記者會(huì)見で、バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)がこのほど発表した一般教書演説の中の中國に関する発言について、「中米関係はどちらが勝ちどちらが負(fù)ける、どちらが栄えどちらが衰退するというようなゼロサムゲームではない」と指摘。「われわれは中米関係を競爭と定義することに一貫して反対し、中國を攻撃し中傷することに反対し、米國が競爭の名の下に中國の正當(dāng)な発展の権利を制限することに反対している」と強(qiáng)調(diào)した。
中國外交部の汪文斌報(bào)道官は13日の定例記者會(huì)見で、「12日に行われた最新の米大統(tǒng)領(lǐng)選予備選挙でバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)とトランプ前大統(tǒng)領(lǐng)が、今年秋の米大統(tǒng)領(lǐng)選挙の候補(bǔ)者となることが確定したことについて「米大統(tǒng)領(lǐng)選挙には干渉しないが、中國が語るべきことは、中米関係をよく発展させることと、両國と両國國民の根本的利益に合致させることだ」と指摘。さらに「誰が次期米大統(tǒng)領(lǐng)に選ばれようとも、中國は米國側(cè)と共に歩み、相互尊重、平和共存、協(xié)力とウィンウィンの原則に基づき、中米関係が安定、健全、持続可能な方向に向かって発展するよう推進(jìn)し、両國により良い幸せをもたらし、世界に恩恵をもたらすことを望む」と述べた。
中央広播電視総臺(tái)(CMG)が主催し、米國中國総商會(huì)シカゴ分會(huì)が共催する「春の中國」グローバルメディア対話會(huì)が13日、シカゴ大學(xué)で開催された。CMGの慎海雄臺(tái)長、謝鋒駐米中國大使がビデオであいさつした。ボーカス元駐中國米大使、カンザス州のコリアー元知事など米國の政界、ビジネス界、學(xué)界の100人近くのゲストが出席し、「中國への投資、発展の共有」というテーマをめぐって討議した。
慎氏は、「中國経済は昨年、5.2%の成長率で世界の成長の3分の1に貢獻(xiàn)した。ビッグデータ、新エネルギー、人工知能(AI)などは『新たな質(zhì)の生産力』の原動(dòng)力となっている」と指摘。ボーカス元駐中國米大使は「グローバルメディア対話會(huì)は米中雙方が建設(shè)的な対話を行う機(jī)會(huì)を作り出している」と評(píng)価した上で、「米中両國は互いに尊重し合い、小異を殘して大同に就き、互いに協(xié)力する道と方法を探るべきだ。両國國民が互いに耳を傾け、効果的に意思疎通してこそ、協(xié)力と助け合いを一層深めることができる」と訴えた。
全人代の決定を受けた形で、中國の外交攻勢が目立っており、注目すべきだ。中國外交部の汪文斌報(bào)道官は13日の定例記者會(huì)見で、現(xiàn)在の中東情勢と中國の役割について、「中國は中東諸國の友人であり、中東情勢に強(qiáng)い関心を持っている。中國は中東諸國と共に世界発展イニシアチブ、世界安全保障イニシアチブ、世界文明イニシアチブを?qū)g踐し、地域の長期的安定を共に促進(jìn)することに力を盡くす。中國は中東諸國と各分野の実務(wù)協(xié)力も展開し、より質(zhì)の高い互恵とウィンウィンを?qū)g現(xiàn)し、雙方の人々により良い幸福をもたらすことを極めて重視している。中國の一部の全人代代表と政協(xié)委員は全人代と政協(xié)會(huì)議の期間中、関連する提案を提出した」と述べた。
汪報(bào)道官は、「ガザ地區(qū)の紛爭は現(xiàn)在もエスカレートが続き、影響は拡散しつつあり、中東地域ひいては國際社會(huì)に深刻な衝撃を與えている。王毅外交部長は今年の全人代と政協(xié)會(huì)議の期間中、中東情勢、特にイスラエルとパレスチナの紛爭に対する中國側(cè)の政策的立場を詳しく述べた。中國は今後も引き続きグローバル安全保障イニシアチブの精神を堅(jiān)持し、中東諸國の戦略的自主強(qiáng)化や、団結(jié)と協(xié)力により地域の安全問題を解決することを支持し、共同で総合的、協(xié)力的、さらに持続可能な中東安全保障の新たな枠組みを構(gòu)築し、中東の平和と安定を維持して地域の長期的安定を促進(jìn)するためにより多くの貢獻(xiàn)をしていく」と強(qiáng)調(diào)した。
汪報(bào)道官はさらに「ガザ地區(qū)の數(shù)百萬人のイスラム教徒は飢餓、追放、殺戮にさらされている。米國は人権問題でダブルスタンダードをもてあそぶのをやめ、ガザ地區(qū)の停戦を推進(jìn)する國連安保理の努力を妨害することをやめるべきだ。米國がすべきことは、ガザ地區(qū)のイスラム教徒の命を救うために現(xiàn)実の行動(dòng)を取ることだ」と強(qiáng)調(diào)した。
中國外交部の汪文斌報(bào)道官は14日の定例記者會(huì)見で、王毅中國共産黨中央政治局委員?外交部長が17日から21日まで、ニュージーランド副首相兼外相およびオーストラリア外相のそれぞれの招待に応じて両國を歴訪すると発表?!钢袊鴤?cè)は引き続き、相互尊重や平等と互恵、小異を殘して大同につく原則に基づき、対話と協(xié)力を強(qiáng)化し、健全な発展を推進(jìn)する」と強(qiáng)調(diào)した。
國連安全保障理事會(huì)(安保理)は11日、安保理の作業(yè)方法をテーマに公開討論を開催。中國の戴兵代表は安保理が団結(jié)を強(qiáng)化し、コンセンサスを結(jié)集して、平和と安全保障上の課題により適切に対応するよう呼びかけた。
戴代表は、「安保理では長期にわたって、少數(shù)の常任理事國がいつも議題をリードし、草案作成や協(xié)議において個(gè)別の理事國が一國の思惑を集団よりも優(yōu)先して多くの論爭を引き起こしている。中國は議題の執(zhí)筆は特権ではなく責(zé)任を意味すると一貫して主張しており、各國の意見を客観的かつ公正に聴取し、コンセンサスの結(jié)集に努めるべきであり、ダブルスタンダードを推し進(jìn)めて政治的な操作を行ってはならない」と指摘した上で、「これまでの実踐に基づいて、議題をリードする國に関する取り決めをさらに整理し、規(guī)範(fàn)化して、より多くの國がより適切に議題リード國を務(wù)めるようガイドラインを提供すべきだ」と指摘した。
王毅外交部長は全國人民代表大會(huì)と中國人民政治協(xié)商會(huì)議関連の記者會(huì)見で中國內(nèi)外の記者からの21の質(zhì)問に答えた。大國関係、世界のホットスポット、グローバルガバナンスなど多岐にわたり、王氏は「中國は斷固としてこの世界にとっての平和の力、安定の力、進(jìn)歩の力であり続ける」と述べた。
さらに「平和は最も重要だ。現(xiàn)在ウクライナ危機(jī)が続き、イスラエルとパレスチナの情勢がエスカレートするなど、地政學(xué)上の衝突が激化している。中國は遺伝子に平和を刻みこんだ大國として、自國の安全と安定を願(yuàn)うだけでなく、世界平和のためにも積極的に奔走している」と強(qiáng)調(diào)。その上で「安定は発展の基礎(chǔ)だ。平等で秩序ある世界の多極化と包摂?shù)膜式U済のグローバル化は中國側(cè)が提唱するグローバルガバナンスの方策であり、グローバルサウスに共通する心の聲を反映したものだ。一帯一路の共同建設(shè)は10年間にわたり続けられ、すでに世界で最も広範(fàn)囲で規(guī)模が最大の國際協(xié)力のプラットフォームになった。中國側(cè)はグローバルサウスが國際秩序変革の鍵となるよう努力する」とアピールした。
中國はウクライナ戦爭、ハマス?イスラエル戦爭の2大紛爭について「一刻も早く停戦すべき」との考えに基づき、仲介努力に総力を挙げたいとしている。
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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Record Korea
2024/3/16
anomado
2024/3/15
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