中國自動車メーカーが海外工場建設進める、EV輸出による貿易摩擦回避へ―臺灣メディア

Record China    2024年3月19日(火) 7時0分

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臺灣メディアの中時新聞網は15日、中國の自動車メーカーについて「電気自動車(EV)輸出による貿易摩擦を回避するため、海外で工場建設を進めている」と報じた。

臺灣メディアの中時新聞網は15日、中國の自動車メーカーについて「電気自動車(EV)輸出による貿易摩擦を回避するため、海外で工場建設を進めている」と報じた。

記事によると、中國のEV輸出急増を受け、一部の國が不當競爭を理由に中國製EVの輸入制限を検討する中、中國の自動車メーカーは、海外で工場建設を進めている。ロイター通信は、中國の奇瑞汽車(Chery)がこのほど、イタリアでの完成車工場の建設に向けて同國政府と協(xié)議を行っていると報じた。

米電気自動車(EV)大手テスライーロン?マスク最高経営責任者(CEO)は1月、中國の自動車メーカーを「最も競爭力がある」と評価した上で、「どのような関稅、貿易障壁が設けられるかにもよるが、中國以外でも大きな成功を収めるだろう」とし、「貿易障壁がなければ、世界の同業(yè)のほとんどを打ち負かすだろう。彼らは非常に優(yōu)秀だ」と述べた。

記事はまた、米ボイス?オブ?アメリカの報道を引用し、「米國が中國のEVによる米國市場席巻を防ぐための措置を講じる中、中國の自動車メーカーは、工場を海外に移転または建設する戦略を計畫し、実行し始めている」と指摘。中國EV最大手の比亜迪BYD)がタイ、ブラジル、ハンガリー、ウズベキスタンに組立ラインを建設中で、さらにメキシコで工場用地を調査していること、奇瑞は2014年にブラジルに工場を設立し、アルゼンチンと英國にも工場を設立すると発表していること、上海汽車(SAIC)がタイ、インドネシア、インドに工場を有していること、長城汽車Great Wall)がタイの工場で年8萬臺製造していること、ボルボとロータスを傘下に持つ吉利汽車GEELY)がベラルーシ、英國、インドネシアに工場を有していることを伝えた。(翻訳?編集/柳川)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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