＜北京五輪＞ビーチバレー用の天然砂が海南省から到著、國內(nèi)砂使用で3億円以上の節(jié)約に―北京市

2007年6月29日、大量の砂を載せた數(shù)十臺のトラックが北京市の朝陽公園に到著した。この砂は海運(yùn)で海南省から屆けられたもので、北京オリンピックのビーチバレー競技場に敷きつめられる。

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ビーチバレー用の砂は全部で1．7萬tあり、數(shù)回に分けて運(yùn)ばれる。これらはすべて海南省東方市の天然砂で、投入額は1000萬元(約1億6000萬円)だという。ビーチバレーの競技場に使用される砂は選手が怪我をしないように荒い砂や小さな石が混じっていない均一な砂でなくてはならない。また、テレビ中継に影響があるため白すぎる砂は使用できない。このように、國際バレーボール連盟により砂の形狀、大きさ、色、丸みなどに厳しい基準(zhǔn)が設(shè)けられている。

これらの要求を満たす砂はフィンランド、スウェーデン、デンマークに多い。しかし輸入すると3000萬元(約4億8000萬円)以上かかるため、中國國內(nèi)で基準(zhǔn)に合う砂の選定作業(yè)が行われることとなった。1萬8000kmにも及ぶ海岸線上での選定の結(jié)果、広東省陽江市、海南省ダン州市、東方市の砂が選ばれた。國際バレーボール連盟やカナダの実験室で砂の検査が行われ、最終的に海南省東方市の砂が北京オリンピックのビーチバレー用砂に指定された。

これにより、1．7萬tの砂にかかった費(fèi)用は1000萬元(約1億6000萬円)で済み、北歐から輸入した場合に比べ2000萬元(3億2000萬円)以上の節(jié)約となった。(翻訳?編集/藤野)