中國の「門外漢」が自動車市場をかき亂す―獨メディア

Record China    2024年3月27日(水) 9時0分

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24日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、世界の自動車産業(yè)において中國の「門外漢」が市場をかき亂しているとする記事を掲載した。

2023年3月24日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、世界の自動車産業(yè)において中國の「門外漢」が市場をかき亂しているとする記事を掲載した。

記事は、中國の電子機器メーカー小米(シャオミ)が28日、構想発表からわずか3年という短い時間で電気自動車(EV)製品を発表すると紹介。しかも、発表予定の「小米SU7」はハイエンドのスポーツカーであり、ドイツのポルシェや米テスラといったハイエンド企業(yè)と真っ向から勝負を挑むことになるとし、小さ米の創(chuàng)業(yè)者である雷軍(レイ?ジュン)氏も昨年末に「SU7の目標は、ポルシェやテスラに対抗することだ」と明言していたことを伝えた。

そして、世界最大のEV生産國である中國では多くのメーカーが新製品の発売に躍起になっており、自動車製造が専門ではない「門外漢」企業(yè)が続々參入していることが他國にはない特徴だと指摘。小米の事例を改めて紹介する一方で、米アップルは先月累計100億ドル(約1兆5000億円)を投資した自動車製造の斷念を発表したとしている。

その上で「中國メーカーはEV移動手段ではなく、四つの車輪を持つ娯楽電子製品と捉えているようだ」とし、中國企業(yè)がパワートレインやサスペンションよりも自動運転や人工知能(AI)をはるかに重要視しているとの見方を示した。また、他國企業(yè)に比べて中國企業(yè)は個人データの保護にあまり関心がないとも指摘し、収集した大量のユーザーデータをAIアルゴリズムの成長に役立てていると伝えた。

記事は、ドイツ政府が18年に中國政府との間で署名した自動運転技術に関する共同聲明では「雙方は自動運転技術と関連インフラ分野におけるデータ収集、送信、サイバーセキュリティに関する『非差別的な多國間ルール』を策定する」ことが盛り込まれたにもかかわらず、多くの歐州企業(yè)が「現(xiàn)狀では中國ビジネスは難しい」と不満をこぼしていると紹介。不満の理由として中國がデータの國外持ち出しに當たり公的機関の承認を求めているほか、外國企業(yè)に対しても中國國內のサーバーにデータを保管することを義務付けており、海外にある本社のデータセンターとは別に運用しなければならない點を挙げた。そして、歐州連合(EU)はすでにこの狀況を問題視しており、中國との間で交渉を続けているとした。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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