中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は28日、臺(tái)灣について、日本から輸入したサンマ節(jié)に基準(zhǔn)値の約40倍の発がん性物質(zhì)が見(jiàn)つかり、ネット上で懸念の聲が上がっているとする記事を掲載した。

記事はまず、臺(tái)灣の衛(wèi)生福利部食品薬物管理署が26日、日本から輸入したサンマ節(jié)から基準(zhǔn)値の約40倍のベンゾピレンが水際検査で検出されたと発表したこと、輸入した50キロすべてが積み戻しまたは廃棄され、市場(chǎng)には流入していないことを取り上げた。

その上で、日本のYahoo!ニュースによると、サンマ節(jié)は熊本県で製造されたものであること、同署の林金富副署長(zhǎng)によると、規(guī)定違反のサンマ節(jié)を輸入した會(huì)社の商品が不合格になるのは直近半年で初めてで、同署はこの會(huì)社に対し、抜き取り検査の割合を通常の「2～10％」から「20～50％」に引き上げることを紹介した。

また、臺(tái)灣の聯(lián)合新聞網(wǎng)によると、林副署長(zhǎng)は、ベンゾピレンについて、発がん性物資とされ、肉や魚(yú)などを焼いた際に発生すると説明したことも取り上げた。

記事は、これについて、臺(tái)灣のネット上で「（原発処理水の海洋放出を受け）日本からの輸入品は品質(zhì)が保証されていると信じる人はまだいるのだろうか」との聲が上がり、積み戻しされたものが再び輸入されないかと懸念を示す人もいたと伝えた。（翻訳?編集/柳川）