中國(guó)で昨年、婚姻數(shù)が10年ぶりに増加に転じたことに関連し、中國(guó)のトレンドやぜいたく品市場(chǎng)を分析する米サイトのジンデイリーはこのほど、「ぜいたくな新婚旅行ブームの到來(lái)を告げるのか」とする記事を掲載した。

中國(guó)の昨年の婚姻數(shù)は768萬(wàn)組で、過(guò)去最低に落ち込んだ前年から12．4％増え、10年ぶりに増加に転じた。

中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)によると、ジンデイリーの記事はまず、「中國(guó)では、新型コロナウイルス感染癥のパンデミック（世界的大流行）で鬱積（うっせき）した需要の解放に伴い、結(jié)婚をぜいたくに祝いたいと考えるカップルがますます増えており、主要な新婚旅行先である高級(jí)ホテルやリゾートの間で楽観的な見(jiàn)方を引き起こす可能性がある」と指摘した。

記事は、2022～26年の新婚旅行市場(chǎng)の現(xiàn)狀と展望について分析した中國(guó)の市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社のリポートを引用し、中國(guó)の新婚夫婦の約60％が、結(jié)婚式用の貯蓄の最大31％を新婚旅行に費(fèi)やす計(jì)畫(huà)であることを紹介した。

記事によると、中國(guó)の新婚カップルは、「通常の休暇以上の休暇を約束する目的地」を好み、國(guó)內(nèi)では自然の美しさで知られる三亜、桂林、雲(yún)南などが人気で、海外ではタヒチ、モルディブ、モーリシャス、バリなどのビザ不要の島々や、ポルトガルのオビドスのような人里離れた歐州の目的地に引かれており、獨(dú)占欲の高まりを浮き彫りにしている。

記事は「ぜいたく旅行市場(chǎng)は、新婚旅行者などのニッチな層の獲得を目的としたカスタマイズされた商品で、中國(guó)本土の進(jìn)化する需要に応えている。モルディブでのパーソナライズされたロマンチックな休暇から、パリでの高級(jí)なショッピング體験や、京都での文化豊かなツアーに至るまで、業(yè)界は中國(guó)の新婚旅行者の目の肥えた好みに応えるために戦略を微調(diào)整している。その重點(diǎn)は、高級(jí)感と文化の信頼性を融合させた特別な體験を生み出すことだ」と伝えた。

そして「この変化による経済的影響は重大だ。パンデミック以前は中國(guó)人観光客が國(guó)際観光における世界最大の支出者であり、世界の観光収入の20％に貢獻(xiàn)していた?；橐鰯?shù)が増加に転じたことは、世界のぜいたく品市場(chǎng)やホスピタリティ市場(chǎng)にも同様の影響が及ぶ可能性がある。業(yè)界アナリストは、北京語(yǔ)を話すスタッフと中國(guó)で一般的な決済システムの統(tǒng)合によって強(qiáng)化された、オーダーメードのぜいたくな體験を提供する目的地で中國(guó)人観光客が顕著に増加する可能性があると予測(cè)している」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）