日本とEUが先端材料開(kāi)発で協(xié)力、中國(guó)専門(mén)家「脫中國(guó)依存？それは難しい」―中國(guó)メディア

2024年4月1日、中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は、日本が歐州と先進(jìn)材料の開(kāi)発で提攜することについて日本メディアが「対中依存を減らすため」と伝えたことを紹介する記事を掲載した。

記事は、日本メディアが3月31日、日本と歐州連合（EU）が4月に新たな協(xié)力の枠組みを確立し、半導(dǎo)體と電気自動(dòng)車(chē)（EV）用電池などの分野で先進(jìn)材料を共同開(kāi)発する計(jì)畫(huà)で、EUの関係者が先進(jìn)材料の國(guó)際規(guī)格の共同制定にも意欲を見(jiàn)せていることを伝えるとともに、協(xié)力の背景には「対中依存を減らす」という狙いもあると報(bào)じたことを紹介した。

そして、中國(guó)の全國(guó)日本経済學(xué)會(huì)副會(huì)長(zhǎng)で、上海対外経貿(mào)大學(xué)日本経済研究センターの陳子雷（チェン?ズーレイ）氏が環(huán)球時(shí)報(bào)の取材に対し、歐州と日本はいずれも材料分野で世界最先端の技術(shù)を持っており、両者の提攜は関連分野の技術(shù)協(xié)力でメリットがあると述べた上で、両者は以前から「対中依存からの脫卻」をあおり立ててきたものの、その現(xiàn)実は難しいとの見(jiàn)方を示したことを伝えている。

また、日本メディアではこれまでに、米國(guó)の新しい気候変動(dòng)擔(dān)當(dāng)大統(tǒng)領(lǐng)特使であるポデス氏が先月14日に東京で、EVや電池とその原料鉱物における過(guò)度の対中依存脫卻に向けて日米両國(guó)がサプライチェーンの多元化推進(jìn)で協(xié)力する必要性を指摘したこと、三菱商事が同5日にカナダのリチウム生産プロジェクトの権益を引き受ける新會(huì)社の設(shè)立を発表したことなどが報(bào)じられ、長(zhǎng)期的な成長(zhǎng)が見(jiàn)込まれるリチウムの加工工程の6割以上を中國(guó)に依存しており、サプライチェーンの寸斷は憂慮すべきリスクだといった論調(diào)が展開(kāi)されていたことを紹介した。

その上で、陳氏が「中國(guó)の『新三様』（EV、太陽(yáng)光電池、リチウムイオン電池）は確かに日本や歐米の製造業(yè)にインパクトを與えることになるため、歐米諸國(guó)は中國(guó)製品の優(yōu)位性をできる限り打ち消すような手段を講じている?，F(xiàn)狀、日本も將來(lái)的に歐米の流れに加わる可能性が否定できない」との見(jiàn)方を示したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）