2024年4月1日、中國新聞週刊は自動車業(yè)界の競爭が一層厳しくなる中で「死を免れないのはどのメーカーか」と題した文章を掲載した。

文章は、先ごろ中國市場から撤退した三菱自動車と広州汽車との合弁會社だった広汽三菱について、広汽埃安が買収する形でその歴史に幕を閉じたと紹介。「丸ごと買収されるというのはグッドエンド。沒落した全ての自動車企業(yè)が引き受け先を見つけられるわけではない。特に大型自動車グループを親會社に持たない新勢力企業(yè)はそうだ」とし、愛馳や威馬など數(shù)多くの中國新興電気自動車（EV）ブランドが種々の原因によって続々と沒落し始めているほか、経営歴が長い企業(yè)も経営不振に陥り、多くの固定資産を売卻したり、OEM生産に切り替えたりといった決斷に迫られていると伝えた。

そして、中國の自動車業(yè)界內(nèi)ではすでに再編の波が起こりつつあるとの認識が広がっているとし、BYDの王伝福（ワン?チュアンフー）董事長が先月27日の業(yè)績報告會にて「家電や太陽光などの業(yè)界同様、早くて3年、遅くても5年で業(yè)界再編の大決戦が繰り広げられる。業(yè)界はまさに淘汰の時代に入っており、優(yōu)勝劣敗の戦いの中で各企業(yè)はコスト、技術(shù)、規(guī)模の爭いに直面することになる」と予測し、淘汰された企業(yè)に対して同社が吸収合併という形で人材や生産能力の吸い上げを行う姿勢を示したと紹介した。

また、2月27日に開かれた中國EV百人會成果発表會では中國科學(xué)院の歐陽明高（オウヤン?ミンガオ）院士が「ある産業(yè)がパイの拡大模索段階に既存のパイを奪い合う段階に入って競爭が激しくなるのは正常なこと。倒産した企業(yè)については、実力ある他企業(yè)が買収、合併を行うというのが主な解決方法になるだろう」と述べ、理想汽車の李想（リー?シアン）CEOも先日「今後多くの新興ブランドが経営や資金の問題に直面する」とし、國に対して自動車企業(yè)の合併?買収體制構(gòu)築をリードするよう呼び掛けたことを伝えている。

文章はその上で、工業(yè)?情報化部の単忠徳（ダン?ジョンダー）副部長が先月16日に開かれたフォーラムで「政策體系を最適化し、優(yōu)れた企業(yè)による質(zhì)の工場とコスト低減、合併や再編による強大化、産業(yè)集約度の向上を支援する。また、不當(dāng)な競爭行為を厳しく取り締まり、公平で公正な市場秩序を守る」と述べたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）