2024年4月3日、中國メディアの頭條新聞は、スキャンダルに見舞われている卓球選手の張継科（ジャン?ジーカー）が、1萬元（約20萬円）近い月謝で卓球教室を始めたと報(bào)じた。

記事は、張継科について中國を代表する男子卓球選手で數(shù)々の輝かしい成績を収めてきた一方で、昨年4月には「賭博による多額の負(fù)債を抱え債権者に元交際相手の人気女優(yōu)のプライベート動(dòng)畫を渡した」「恐喝して金品を巻き上げた」といったスキャンダルが持ち上がって評(píng)判がガタ落ちし、公の場に姿を見せる機(jī)會(huì)が減ってSNSの個(gè)人アカウントも軒並み更新が停止したと紹介。今年1月になって浙江省寧波市の卓球クラブの技術(shù)顧問に就任し、久しぶりに公衆(zhòng)の前に姿を見せたと伝えた。

その上で、近ごろ「張が卓球を指導(dǎo)する」というアカウントがショート動(dòng)畫アプリに出現(xiàn)し、複數(shù)の動(dòng)畫をアップしていると紹介。數(shù)日連続で行われたライブ配信では張の卓球教室の宣伝が行われ、放送者が「アカウントは張継科本人のもの。內(nèi)容はレッスンのライブだ」と繰り返し強(qiáng)調(diào)したと伝えた。

また、アカウントの運(yùn)営者である寧波毎日體育有限公司に問い合わせたところ、張本人のアカウントであり、ライブで宣伝した內(nèi)容も事実との回答があったと伝えるとともに、卓球教室の高級(jí)クラスには30人の生徒がおり、レッスン料は毎月9800元であること、今月15日にはさらに新たな講座を開講して50人の生徒を募集する計(jì)畫であることなどを紹介した。なお、卓球教室は主に専門技能によって高校や大學(xué)を目指す子ども向けのものになるという。

この件について、中國のネットユーザーは「ギャンブル依存の人間は永遠(yuǎn)に信用しない」「人柄は信じられないけれど、技術(shù)は間違いないんだよなあ」「グランドスラム達(dá)成者なのだから、こうやってお金を稼いで借金を返すというのは別に悪いことじゃないだろう」「ギャンブルから遠(yuǎn)い所に身を置こうとしているのはいいことだ」「コーチをやるのは良いことだと思う」「五輪やワールドカップのチャンピオンが教えるなら月謝1萬元は合理的な範(fàn)囲だと思う」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）