「インド買い中國売り」の人気株式戦略が転換點に、政策支援を評価―米メディア

Record China    2024年4月6日(土) 16時0分

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「インドを買い中國を売るという人気の株式戦略が転換點を迎えた」と米メディアが報道。中國の政策支援をファンドが評価。中國株を買い始めているのが背景だ。寫真はインド。

「インドを買い中國を売るという人気の株式戦略が転換點を迎えたと一部の投資家は考えている」と米ブルームバーグ通信が伝えた。中國の製造業(yè)が持ち直し、中國の政策支援が成長を復(fù)活させるのに十分だというシナリオをファンドが評価。中國株を買い始めているのが背景だ。

ブルームバーグ通信によると、ラザード?アセット?マネジメント、マニュライフ?インベストメント?マネジメントやキャンドリアム?ベルギーは、記録的な上昇の後、インド株へのエクスポージャーを縮小。政府の経済支援が中國の工業(yè)利益と製造業(yè)の回復(fù)につながる中で中國株に回帰している。

米ニューヨーク?ウォール街の大手銀行は引き続き、インドを今後10年間の重要な投資先と位置付け続けているが、バリュエーションが伸びきっていることや小規(guī)模なバブルに関する規(guī)制當局の警告を受けて投資家は警戒感を強めている。

ラザード?アセットの新興市場責任者、ジェームズ?ドナルド氏は「中國株がどんどん安くなるにつれて、當社の中國投資の一部は価値が下がっているが、投資する理由は増えている」と説明。中國ポートフォリオは指數(shù)のウエートと一致している一方、インドはバリュエーションの高さが原因で「當社ポートフォリオにとってマイナス要因になっている」という。

インドの好景気見通しや19日からの選挙でモディ首相が3期目を確実にするとの期待から、戦術(shù)的な投資と見る向きが多いものの、インドから中國へのシフトは支持を集めつつあるようだ。

HSBCホールディングスによると、新興市場ファンドの90%以上がアンダーウエートだった中國本土株がポジションを戻す中、インドへのエクスポージャーを減らしている。世界の投資家は3月、2カ月連続で香港を経由して中國本土株を買い越した。

MSCIチャイナ指數(shù)は中國政府の景気刺激策に後押しされ、2月以降インドの指標の2倍以上の上昇を記録した。

キャンドリアムの25億ドル(約3800億円)の新興市場ファンドは「部分的にインドを犠牲にして中國へのエクスポージャーを高めた」とポートフォリオマネジャーのビベク?ダワン氏は語った。

マニュライフ?インベストメントのマルチアセットソリューション擔當最高投資責任者(CIO)のネイサン?スフト氏は「中國の動向は今後12カ月のより堅調(diào)な経済環(huán)境とリスク資産に対する少し前向きなセンチメントを示唆している」と述べた。同氏のポートフォリオは中國を小幅なアンダーウエートにしているが、新興國株式へのエクスポージャーを高めるため、中國株を買い増しているという。(編集/日向)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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