2023年の中國時代劇の中で最高評価となった武俠ドラマ「蓮花樓」に登場する主人公?李蓮花の誕生日を祝う動きが、中國のSNSで広がりを見せている。

ドラマは猛毒に侵された元最強(qiáng)剣士が「生前整理」を終わらせた後、ひっそりと身を潛めるオープンエンディングで幕を閉じてしまい、その喪失感から抜け出せない視聴者が続出した。また、李蓮花が発した人生やものの見方にまつわるせりふが視聴者に感銘を與え、今もなお「蓮花樓」に関する話題がネットをにぎわせている。

こうした中、注目を浴びているのが李蓮花の誕生日に関するもの。ドラマの中では言及されていないが、原作では舊暦の2月29日（今年は4月7日）が李蓮花（李相夷）の誕生日と設(shè)定されている。

中國SNSの微博（ウェイボー）ではこの日の朝から、18歳で天下一の剣士となり、その後猛毒に侵されながらも10年生き延びた李蓮花の長生きを願う書き込みが殺到した。李蓮花を演じたチョン?イー（成毅）の個人事務(wù)所も誕生日メッセージを寄せ、視聴者に寄り添う姿勢を見せた。

ファンからは「李相夷は天下一、李蓮花は長生き。これが私たちの最大の願い」「李蓮花にはぜひ長生きしてもらって、チョン?イーは優(yōu)れた役者になってほしい」「まさかチョン?イーの事務(wù)所がメッセージを寄せるとは思わなかった。とてもうれしかった」「李蓮花のセリフをかみしめながら一緒に誕生日を祝う仲間がたくさんいて、感無量」などのコメントの相次いだ。（編集/RR）