2024年4月10日、韓國?ソウル新聞はこのほど「昨年12月に俳優(yōu)のイ?ソンギュンさんが死去した後、韓國で自殺死亡者が大幅に増加したことが分かった」と伝えた。

記事によると、韓國の今年1月の自殺死亡者は1306人（暫定集計(jì)）だった。前年同期（987人）より32．3％増え、21年（998人）、22年（1004人）と比べても目に見えて増加した。

専門家は、イさんの訃報(bào)によるウェルテル効果、コロナ禍のような危機(jī)後の回復(fù)期に自殺率が急増する現(xiàn)象、経済的危機(jī)などが複合的に影響を與えたと分析している。自殺率が前年より9．5％増加した18年の場合、1月（22．2％）、3月（35．9％）、7月（16．2％）に自殺件數(shù)が集中した。これはアイドルグループSHINeeのメンバー、キム?ジョンヒョンさん（17年12月）、俳優(yōu)のチョ?ミンギさん（18年3月）、ノ?ヒチャン議員（18年7月）の死亡時(shí)期と重なっている。コロナ禍が明けても景気は底を打ち、他人より自分の方が生活に苦しんでいるという相対的剝奪感が強(qiáng)いときも、自殺のリスクは高まると指摘されている。

また、今年1月の自殺死亡者は男性が多かった點(diǎn)も注目されている。女性死亡者は前年同期（298人）比9．1％増の325人だったが、男性死亡者は689人から981人に42．4％増加した。08年10月に女優(yōu)のチェ?ジンシルさんが死亡した直後には、同年代の女性の自殺件數(shù)が大幅に増え、自殺方法も似ていたという。自殺率は春（3～5月）に高くなる傾向があることから、専門家からは「政府の対策が急がれる」と指摘する聲も上がっているという。

この記事に韓國のネットユーザーからは「ウェルテル効果ではなく、國の経済がどん底で生活が苦しいから自殺するんだよ」「女性の自殺は社會問題になるのに、男性の自殺は問題にならないのがこの國の現(xiàn)実」「韓國は自殺率も出世率も人口減少も世界チャンピオン。良くないものでの世界1位記録がどんどん増えていく」「自殺すれば美化される文化からなくす必要がある」「他人と比べるから自分の心がしんどくなる。働いてご飯が食べられるだけで感謝」「もっとみんなが暮らしやすい國をつくろう」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/堂本）