中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は10日、電気自動(dòng)車（EV）バッテリーをめぐる中國(guó)と韓國(guó)の競(jìng)爭(zhēng)局面について取り上げる記事を掲載した。

記事はまず、韓國(guó)のバッテリー?エネルギー関連調(diào)査會(huì)社SNEリサーチによると、今年1～2月の世界の車載電池搭載量が前年同期比27．0％増の92．4ギガワット時(shí)だったこと、うち中國(guó)車載電池大手の寧徳時(shí)代新能源科技（CATL）の市場(chǎng)シェアは30％を超えて引き続き世界首位だったものの、中國(guó)の比亜迪（BYD）が韓國(guó)のLGエナジーソリューションに2位の座を奪われたことに觸れ、中國(guó)のサプライヤーの世界シェアは引き続き6割を超えていて、「中昇韓降（中國(guó)が上がり韓國(guó)が下がる）」というトレンドに変化はないと伝えた。

記事によると、今年1～2月のCATLの車載電池搭載量は前年同期比44．9％増の35．5ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは同4．8ポイント増の38．4％だった。2位のLGエナジーソリューションは同24．8％増の12．7キロワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは同0．2ポイント減の13．7％。3位のBYDは同3．1％減の12．1キロワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは13．1％。4位のパナソニックは同11．8％減の6．2ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは6．7％。5位のサムスンSDI（韓國(guó)）は同47．4％増の5．2ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは5．6％。6位のSKオン（韓國(guó)）は同7．3％減の4．2ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは4．5％。7位の中創(chuàng)新航科技（CALB、中國(guó)）は同37．2％増の3．6ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは3．8％。8位の國(guó)軒高科（Guoxuan、中國(guó)）は同31．7％増の1．8ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは1．9％。9位の億緯鋰能（EVE、中國(guó)）は同29．2％増の1．7ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは1．8％。10位の蜂巣能源科技（SVOLT、中國(guó)）は同184．3％増の1．6ギガワット時(shí)で、市場(chǎng)シェアは1．8％。

SNEリサーチは、LGエナジーソリューションの搭載量増加について、テスラのモデル3とモデルY、フォードのマスタングマッハ、キャデラックのリリックなどの歐州と北米での販売増加によるものと分析。BYDの搭載量減少については、2月の春節(jié)（舊正月）休暇による販売減少によるものと分析した。

記事は「全體として、世界市場(chǎng)における『中昇韓降』のトレンドに変化はない。今年1～2月の車載電池搭載量上位10社のうち6社が中國(guó)企業(yè)で、市場(chǎng)シェアを合わせると前年同期比2．1ポイント増の60．8％だったのに対し、韓國(guó)3社の市場(chǎng)シェアは計(jì)23．8％で同1．1ポイント減少した」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）