中國(guó)メディアの澎湃新聞は17日、卓球の中國(guó)代表はパリ五輪で日本代表との激しい競(jìng)爭(zhēng)に直面することになるとする記事を掲載した。

記事はまず、卓球競(jìng)技が1988年ソウル五輪で初めて正式競(jìng)技となって以來(lái)、9大會(huì)計(jì)37個(gè)の金メダルのうち32個(gè)を中國(guó)が獲得し、外國(guó)が獲得したのはわずか5個(gè)だとした。

その上で、だが21年東京五輪では、新種目の混合ダブルスで金メダルを逃し（優(yōu)勝したのは日本の水谷隼/伊藤美誠(chéng)）、男子シングルス、女子シングルス、男子団體、女子団體、混合ダブルスの5種目すべてで金メダルを獨(dú)占することはかなわなかったとし、パリ五輪での目標(biāo)はこの5種目金メダル獨(dú)占だとした。

記事は、「その核心的なライバルになるのはやはり日本だろう」とし、日本代表は世代交代が進(jìn)み、東京五輪メンバーだった平野美宇（24）、張本智和（20）に加えて、早田ひな（23）、戸上隼輔（22）、篠塚大登（20）、張本美和（15）と內(nèi)定選手全員が「00後（2000年代生まれ）」だと紹介した。

記事は、日本男子について「若手とベテランを組みわせた東京五輪メンバーに比べると、競(jìng)爭(zhēng)力はいくぶん弱まった」とし、今年の世界卓球（釜山）?団體戦では、準(zhǔn)々決勝で中國(guó)にマッチカウント0-3で敗れたこと、張本智が中國(guó)との地力の差を痛感したとコメントしたことなどを取り上げた。

日本女子については「メンバー3人の実力は近年で最も拮抗している。早田と平野は中國(guó)選手に勝利し、張本美も明確な進(jìn)歩を遂げている」とし、渡辺武弘監(jiān)督が、伊藤ではなく張本美を選出した理由について、「中國(guó)を倒して金メダルを取りたい」「団體戦の中でシングルスもダブルスも活躍できる」と説明したことを紹介した。

記事は、今年の世界卓球?団體戦で、日本女子は開(kāi)幕からの7戦すべてでストレート勝ちを収め、中國(guó)が待つ決勝へと駒を進(jìn)め、決勝では早田が陳夢(mèng)（チェン?モン）、平野が王蕓迪（ワン?イーディー）を破るなど、中國(guó)をあと一歩まで追い詰めるも惜敗したことに觸れ、「渡辺氏の言うように、日本女子はパリ五輪で中國(guó)の最大のライバルだ」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）