中國?江西省撫州市の大橋の欄干が倒壊した事故について、當(dāng)局の原因説明にツッコミが殺到している。中國メディアの大皖新聞が17日付で伝えた。

記事によると、現(xiàn)場は同市臨川區(qū)にある「才子大橋」で、撮影された寫真や映像から、少なくとも數(shù)十メートルにわたって欄干が內(nèi)側(cè)にばったりと倒れている様子が確認(rèn)できる。欄干は白い石づくりで、事故後は歩道の通行が規(guī)制された。

「才子大橋」は2021年に竣工した全長540メートル、幅28メートルの大橋で、総工費(fèi)は1億9500萬元（約41億5000萬円）だという。

臨川區(qū)の交通當(dāng)局は「17日午前にすでに処理を終え、補(bǔ)強(qiáng)した」と説明。倒れた原因については「昨日は極端な強(qiáng)風(fēng)が吹いていた。おそらく風(fēng)が強(qiáng)すぎて倒れたのだろう」と話した。現(xiàn)地では16日に暴風(fēng)警報(bào)が発令され、瞬間最大風(fēng)速は過去最速の35．9メートル/秒を記録したという。

ただ、中國のネットユーザーからは「風(fēng)が強(qiáng)かったからだって…」「発泡スチロールかよ」「2億かけた橋でこの程度の強(qiáng)度なのか？」「分かる人には分かる」「これはいわゆるおから工事だよな」「風(fēng)で倒れてくれてむしろ良かった。大勢が寄りかかって倒れていたらとんでもないことになってたぞ！」といった聲が上がった。

また、「だから石の欄干はもろすぎるって言うんだ。なぜステンレスでつくらない？」「設(shè)計(jì)からしておかしい。石の欄干は長い橋には向かない。風(fēng)圧への耐性もないし水はけも悪い」といった指摘も出ている。（翻訳?編集/北田）