2024年5月1日、韓國?毎日経済は「英國の大學評価機関タイムズ?ハイヤー?エデュケーション（THE）の今年の大學評価で、韓國の名門大學の順位が一斉に下落した一方、日本と中國の大學は躍進した」と伝えた。

記事によると、先月30日（現(xiàn)地時間）に発表された今年の評価で、昨年11位で韓國勢最高位だったソウル大學は14位にランクダウンした。昨年13位だった延世大學も17位に4ランクダウン。17位だったKAISTは18位で3年連続の下落となった。

一方、昨年同率9位だった中國の上海交通大學と復旦大學はそれぞれ7位、8位に上昇した。12位だった浙江大學も3ランクアップし9位になった。これにより中國の大學は、1、2位の清華大學、北京大學を筆頭に5校がトップ10に入った。日本は東京大學が昨年の8位から5位に上昇した。

THEは研究品質(zhì)、研究環(huán)境、教育環(huán)境、産學協(xié)力、國際化の5つの指標の點數(shù)を合算して順位付けしている。今年はアジアの大學739校が対象となった。韓國の大學は研究環(huán)境と教育環(huán)境で日中の大學と大きく差が開いたという。THE関係者は「韓國は研究論文が非常にたくさん出されているが、平均的に品質(zhì)があまり良くない」と指摘した。

韓國大學教育協(xié)議會のパク?サンギュ會長は「韓國の大學は教育と研究の環(huán)境が不十分であるため世界的な大學と競うことが難しい」「厳しい環(huán)境にありながらこの程度の成果を出せたのも、研究員の獻身のおかげ」などと説明。さらに「今年は研究開発（R＆D）の予算が4兆6000億ウォン（約5185億円）削減され、理工系人材が醫(yī)科大學に集中する現(xiàn)象も起きている」とし、「現(xiàn)在の順位を維持することも容易でないとみられる」と指摘したという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「醫(yī)大に入って金を稼ぐことばかり考えているから大學のレベルは下る一方」「韓國の大學は、醫(yī)大の醫(yī)大による醫(yī)大のための大學」「このままだと東南アジアにも負けそう。サッカーのように」「トップ10に中國は5校、韓國は0校。特許は中國の10分の1の水準にも満たず、最先端技術(shù)分野でも中國に圧倒されている。韓國は半導體1つで先進國を気取っているが、政府も國民も徐々に井の中の蛙狀態(tài)になりつつある」「R＆D予算が削減され、理工系人材が醫(yī)學系に移動し、人口は減少し、政策は何もない。今後が暗鬱だ」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/堂本）