教職歴64年の浙江省在住の女性がギネス世界記録に認定―中國メディア

Record China    2024年5月5日(日) 11時0分

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浙江省麗水市內(nèi)にある育英小學校の國語教師の葉玉英さん(80歳)がこのほど、「職歴最長の語學教師」としてギネス世界記録に認定された(寫真)。

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浙江省麗水市內(nèi)にある育英小學校の國語教師の葉玉英さん(80歳)がこのほど、「職歴最長の語學教師」としてギネス世界記録に認定された。葉先生は1960年に農(nóng)村部の小學校の教師を始め、記録申請書を提出した時點で教員歴が64年と33日に達していた。中國メディアの杭州網(wǎng)などが伝えた。

その他の寫真

記録申請書によると、葉先生は浙江省の農(nóng)村部で生まれ、家が貧しかったために両親の負擔を軽減するために、1960年に農(nóng)村部の小學校教員として働き始めた。まだ17歳だった。定年退職になると、教育の現(xiàn)場から離れたくないと思い、自ら育英小學校を設(shè)立した。1999年2月には、その育英小學校も退職したが、今も週に6時限の國語の授業(yè)を擔當している。

葉先生の娘によると、3歳の時に母が自分をおんぶして、山村の小學校で授業(yè)をしていたことを、おぼろげながら覚えている。ある教室には小學校5年生が席を並べていた記憶もある。葉先生の娘は、「私の母は一生を通じて、教育事業(yè)から離れようとは思いませんでした」と説明した。

葉先生は自らの仕事ぶりについて、「毎日時間があれば、授業(yè)の準備をしていました。昔は、今のようにさまざまな便利なデジタル機器があったわけではありません。私はすべての授業(yè)用ノートを毛筆の楷書で一筆一筆ていねいに書きました。國語の授業(yè)では1時限當たり6時間準備せねばなりませんでした。夜に床に就いてもノートを読み返しました。下手な字を見つけると、破って書き直しました。こういう方法も、毛筆の練習に効果的です」と説明した。

葉玉英さん

葉先生の記録の申請準備を手伝った柴遠知先生は、「葉先生は私が出會った人の中で責任感が最も強く、実行力が最もある人です。目標と理想を持ち、それに向けて苦難の道を切り開いて進むことができる人です」と述べた。

葉先生は校長時代には、毎日朝5時に起き、午前7時半まで登校して教師と生徒の登校狀況を確認してから、一日の授業(yè)を始めた。授業(yè)を擔當する教師が會議に出席したり出張する場合には、葉校長がその授業(yè)も擔當した。學校の経費を節(jié)減する必要があったからだ。

葉先生によると、テレビで記録への挑戦を紹介する番組をかなり前に見た。その時には、自分も一つの分野に情熱を持っていると思い、自分の教材は世界で一番真剣に作ったものかもしれないとも思った。記録に挑戦したいという気持ちは當時からあったようだが、笑われるのが怖くて周囲に話すことはできなかった。今年初めに娘と「ギネス挑戦の映像」を見たことがきっかけで、學校で周囲の教師に申請の相談をしたら、意外にも皆が賛成してくれた。その時には、中國南部の田舎の出身で、1990年代に麗水で學校を設(shè)立したことは、平凡な事業(yè)ではあるが、皆が自分の情熱を認めてくれていると思い、感激し感謝したという。

葉先生には、今も新たな目標がある。老人ホームを設(shè)立することだ。葉先生は「自分の限りある命をすべて社會に捧げ、高齢者が最後の年月を楽しく過ごせるようにするつもりです」と説明した。最近では、時間を見つけては関連する社會関連の調(diào)査をしているという。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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