1日から劇場(chǎng)公開(kāi)されていた中國(guó)映畫「沒(méi)有一頓火鍋解決不了的事（Nothing Can't Be Undone by a HotPot）」が5日、公開(kāi)の打ち切りを発表した。

ディン?シェン（丁晟）監(jiān)督の最新作で、女優(yōu)ヤン?ミー（楊冪）が主演の「沒(méi)有一頓火鍋解決不了的事」は、新作映畫が集中する5月の連休シーズンに投入され、1日に公開(kāi)をスタート。しかし、5日の時(shí)點(diǎn)で興行収入は約4000萬(wàn)元（約8億5000萬(wàn)円）と成績(jī)がふるわず、同じく1日に公開(kāi)された8作品のうち6位と低空飛行を続けていた。

中國(guó)のSNS?微博（ウェイボー）の「沒(méi)有一頓火鍋解決不了的事」公式アカウントが5日、上映の打ち切りを表明?！干嫌抽_(kāi)始以來(lái)、さまざまな環(huán)境要素によって、より多くの観客に披露することができなかった」と決定の裏に上映スケジュールの問(wèn)題があったことを示した。また、今後時(shí)期を選んで再び上映することも明らかにした。

この発表に、中國(guó)のネット上ではショッピングサイトや通信販売のユーザーに対して「7日間の無(wú)條件返品」を認(rèn)める中國(guó)の権益保護(hù)法がこのところ映畫界でも流行しているようだとの指摘があった。2月にもアンディ?ラウ（劉徳華）主演、ニン?ハオ（寧浩）監(jiān)督の「紅毯先生」が公開(kāi)7日目に春節(jié)の映畫市場(chǎng)からの撤退を表明して話題になった。

なお、5日夜のデータでは5月の連休シーズンの中國(guó)映畫市場(chǎng)は5日間の興行収入が15億2500萬(wàn)元（約322億6000萬(wàn)円）となり、過(guò)去最高となった2019年の15億2700萬(wàn)元（約323億円）にわずかに屆かなかったものの、歴代2位の記録をマーク。興行ランキング1位はワン?イーボー（王一博）主演の「維和防暴隊(duì)」で4億元（約85億円）を突破、2位は爆笑コメディーの「末路狂花銭」で3億9000萬(wàn)元（約83億円）、3位はルイス?クー（古天楽）主演の香港映畫「九龍城寨之圍城」で2億5400萬(wàn)元（約54億円）だった。（Mathilda）