中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は15日、「なぜ米國(guó)人は怒っているのか、中國(guó)人は落ち著いているのに」と題する米ブルームバーグの記事を要約して紹介した。

同記事は、「こうあるべきではない。米國(guó)経済は堅(jiān)調(diào)で國(guó)民も消費(fèi)しているが、社會(huì)の多くの人は悲観している。中には、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)の政策が自分たちを傷つけたと怒りを爆発させる人もいるが、太平洋の向こう側(cè)（中國(guó)）にはあからさまな怒りや落膽は見當(dāng)たらない」と述べた。

その上で、「中國(guó)人の落ち著きについて考えられる可能性の一つは、中國(guó)の生活コストが低いことだ」と指摘?！福ㄖ袊?guó)の）低価格の國(guó)內(nèi)ブランドが臺(tái)頭し、數(shù)字にシビアな消費(fèi)者たちに受け入れられている」とした上で、「95％以上の商品が7ドル（約1100円）以下の名創(chuàng)優(yōu)品では安価な雑貨が手に入り、スターバックスではなくラッキンに行けば1．4ドル（約220円）でラテやコーヒーが飲める」と説明した。

また、「観光面でも狀況は似ており、若者たちは自分の自由な時(shí)間をフルに活用している。予算が少ないので海外には行かず、隠れたスポットを探す。東北部では氷雪を楽しみ、北西部では1食わずか2．8ドル（約440円）の麻辣湯（マーラータン）を食す。この傾向は、今月初めのメーデー（労働節(jié)）連休のデータが浮き彫りにしている」と述べた。

さらに、「中國(guó)の現(xiàn)在の平均的な住宅ローン金利は3．7％で2021年の5．6％を下回っている。同時(shí)に、中國(guó)の起伏に富んだ年月を経てきた人々は各種サービスがより良くなったと感じている。経営者たちは口コミと集客に力を入れているためだ。仕事文化にも変化が起き始めており、1～2年を（仕事をしない）『空白期間』として使う若者もますます増えている」とした。

記事は「上記は中國(guó)経済の強(qiáng)靭性を示すいくつかの例に過ぎない。成長(zhǎng)が鈍化しても、中間所得層は依然として大金を使うことなく、自由な消費(fèi)を享受できる。人々はリラックスすることができ、生活の中の小さな楽しみを見出し始めている」とし、「米國(guó)と中國(guó)の當(dāng)局者が気付いているように、生活コストが重要なのである」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）