中國で「日本の生活は便利だと思うか」とのネットアンケートが大きな注目を集めている。

中國メディアの頭條新聞は15日、ダイヤモンド?オンラインが掲載した田原総一朗氏と舛添要一氏の対談?dòng)浭陇蛉·晟悉?、その中でもキャッシュレス決済の部分に言及した。

最近4年ぶりに中國を訪れたという舛添氏は「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で日本は完全に中國に負(fù)けている」とし、その理由として「中國では、スマートフォン1臺あれば何でもできる?，F(xiàn)金を使う場面はない。日本の都市部でも（キャッシュレスは）増えているが、中國ではものすごいスピードで普及し、地方にも浸透している。日本では難しい」との見方を示した。

同氏はまた、「來日した中國人は、日本はデジタル化が進(jìn)んでおらず、ところどころで現(xiàn)金が必要になる。なんと不便なのだろう、という印象を持って帰國するという話も耳にする」とも述べた。

頭條新聞の微博（ウェイボー）アカウントはこの発言を紹介した上で、「日本に行ったことのある方々は、現(xiàn)地の生活が便利だと思いましたか？」とのネットアンケートを?qū)g施。16日午前10時(shí)過ぎの時(shí)點(diǎn)で7417件の回答があり、「便利だと思う」が2079票、「普通」が2314票、「とても不便」が2132票と僅差になっている（「その他」が892票）。

中國のネットユーザーからは「（舛添氏は）よく分かっているじゃないか」などと同調(diào)する聲もあったがごく少數(shù)で、「ハハハ、ユーモアがあるな」「こういう褒め殺しはいらない」「日本が後れているなら、先進(jìn)っていったい何？」との聲や、「日本のほとんどの観光地でもスマホ決済できるけどね」「日本で生活しているけど、基本的に現(xiàn)金は持っていない」「タクシー料金が高いこと以外は日本は便利だと思う。コンビニやチェーン店も多いし、交通系ICカードも使える」などの聲が多かった。

また、キャッシュレスについて「私は現(xiàn)金の方が安全だと思う」「正直言って、基本はスマホ決済だけど現(xiàn)金も持つようにしてる。災(zāi)害や停電で使えなくなっても食べ物が買えるように」「電子化の良いところは犯罪が減ること。でも現(xiàn)金を完全になくすことはできない」との意見や、「デジタル化は便利だけど、お金に対する意識が希薄になる」「子どもが日本旅行に行ってようやくお金の概念を理解した。常に計(jì)算するようになった。発展が速いことは必ずしも良いことばかりじゃない」との意見も。

このほか、「便利になればなるほどプライバシーはなくなる」「QRコード決済が普及しているからといって豊かだとは限らない」「デジタル化が進(jìn)み、ネットは発達(dá)したが、失業(yè)率がものすごい」「中國を理解したいならここに來て生活してみることだ」「この方はQRコードを発明したのが日本人であることを知っているのか？先進(jìn)的だと思われるものの多くは実はそれほど技術(shù)を必要としない。要はそれを使う社會(huì)の問題」とのコメントも投稿されている。（翻訳?編集/北田）