「エスカレーターでイライラするので片側(cè)立ちを呼び掛けてもらえませんか?」、鉄道會社の回答は…―中國

Record China    2024年5月17日(金) 6時(shí)0分

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中國でとある市民がエスカレーターの「片側(cè)立ち」を推奨してほしいと求めたものの、鉄道會社から拒否された。

中國でとある市民がエスカレーターの「片側(cè)立ち」を推奨してほしいと求めたものの、鉄道會社から拒否された。香港メディアの香港01が15日付で伝えた。

報(bào)道によると、このほど四川省の行政プラットフォームに、あるネットユーザーが「成都地下鉄の朝のラッシュ時(shí)に構(gòu)內(nèi)放送で(エスカレーターの)『右立ち、左歩き』を呼び掛けてもらえないか。2~3分かかることもあり、本當(dāng)にイライラする」と要望を投稿した。

しかし、成都地下鉄は「エスカレーターの運(yùn)行においてはもともと『右立ち、左歩き』などという言い方は存在しない。歩くと荷重がかかり、片側(cè)の劣化が激しくなる。ステップは階段よりも高く設(shè)定してあるため、歩くと転倒のリスクがある。特にラッシュ時(shí)はドミノ倒しの危険が増す」とした上で、「手すりにつかまり、靜かに立ち止まることを推奨する。急いでいる場合は階段を利用してほしい」と述べた。

香港01の記事は「『右立ち、左歩き』は1944年にロンドン地下鉄で呼び掛けられ、一時(shí)は文明的なマナーとして世界の大都市で提唱されたが、安全上の危険や、必ずしも効率的ではないことが指摘された」と説明。「近年は北京や上海など、多くの地域で片側(cè)立ちは推奨されておらず、かつて大々的に(片側(cè)立ちを)行ってきた日本の地下鉄でも10年ほど前から見直され、『歩かないでください』と呼び掛けられている」と伝えた。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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