日本のある観光地をめぐり、臺(tái)灣人観光客が多すぎるあまり「まるで海外ではないようだ」と臺(tái)灣で話題になっている。

臺(tái)灣メディアのTVBS新聞網(wǎng)は「日本は臺(tái)灣人が愛する旅行先の一つで、今年4月には46萬(wàn)人近くが日本を訪れた」とした上で、臺(tái)灣のネット掲示板PTTの投稿を紹介。最近沖縄に行ったという投稿主は「（沖縄の）どこに行っても臺(tái)灣なまりの中國(guó)語(yǔ)が聞こえた。墾丁（臺(tái)灣のリゾート地）よりも臺(tái)灣人観光客が多い。どうしてこんなことになっているのだろう」とつづったという。

これに対し、他のユーザーからは「沖縄の往復(fù)航空券は今すごく安いからね」「東京もそう。全部臺(tái)灣人かどうか分からないけど中國(guó)語(yǔ)ばかり聞こえる」「今はお金がない人ほど海外に行く」「墾丁のホテルはどこも高い」「貧乏旅なら日本へ、ぜいたく旅行なら墾丁へ」「仕方ない。お金がないなら沖縄に行くしかない。墾丁はもう金持ちが行くところ」といった聲が寄せられた。

記事によると、臺(tái)灣の作家の黃大米氏も沖縄を訪れた際に「大勢(shì)が並んでいるのを見て『何だろう』って中國(guó)語(yǔ)でつぶやいたら、近くにいた臺(tái)灣人がすぐに教えてくれた。海外にいながら海外に行っていないような感覚」「相手（の臺(tái)灣人）から『どこの人？』って聞かれて『高雄から來(lái)た』って答えた。まるで墾丁にいるみたい」との感想をつづっていたという。（翻訳?編集/北田）