2024年5月22日、中國のスポーツメディア?直播吧は、サッカー元日本代表監(jiān)督の岡田武史氏が、かつて自ら監(jiān)督を務(wù)めた中國スーパーリーグ?浙江FCのコーチに講義を行ったと報じた。

記事によると、岡田氏は21日に行われた武漢三鎮(zhèn)との試合前に浙江FC（舊杭州緑城）コーチングスタッフに対して講義を行った。講義の主な內(nèi)容は岡田氏が2014年よりオーナーを務(wù)め、現(xiàn)在J3に所屬するFC今治におけるサッカー哲學(xué)で、岡田氏は「サッカーを始めたときの楽しさ、ゴールを決めたときの喜びを忘れてはいけないということを自分自身が認識するとともに、選手たちにも認識させなければいけない。また、相手やミスを恐れなければピッチ上で伸び伸びとプレーすることができる。単にコーチの指示を聞くのではなく、自分による判斷を通して自分が責(zé)任を持つという心構(gòu)えで臨み、サッカーの中でチャレンジに成功する真の喜びを享受すること」と語り、心身ともにサッカーを楽しむ姿勢の重要性を説いた。

岡田氏はまた「チームはコーチのものではなく、各選手のものであり選手が主人公だ」と述べたほか、毎回のトレーニングや試合に対して常に全力で臨み、勝利への強い欲求を持つこと、最終的に負けてしまったとしてもそこから反省して次のチャレンジの糧にすることを指摘。サッカーでは「あいつに任せれば防いでくれる、あいつにパスすればゴールを決めてくれる」という互いの信頼感を構(gòu)築するためにコミュニケーションが非常に重要との認識も示した。

さらに「どんな選手も順風(fēng)満帆にいくことはありえない。ピークと谷底を繰り返しながら少しずつ進歩する。谷底を経験するほど、將來より高いピークに到達できる可能性が開けてくる。谷底は跳躍の前にしゃがんで準備するようなもの。目の前のことにベストを盡くすよう精力を集中させる。負けたからといってくよくよしたり、ミスをで負けたからといってピッチ上で萎縮してはいけない。大きな目標を持ち、そのために今最大の努力をするべき」と説き、選手がすべきこととして「 日常的な自己管理、全力で練習(xí)する、試合では100％の努力をする」ことを挙げたという。（翻訳?編集/川尻）