2024年5月27日、臺灣メディアの科技新報は、米ラジオ?フリー?アジア（RFA）の中國語版サイトの報道を引用し、約20年経過した大物企業(yè)家たちのネット情報が、現(xiàn)在検索をかけてもほとんどヒットしない狀況であることや、簡體字のWebページやサイトの數(shù)が激減していることを伝えた。

記事は初めに米ラジオ?フリー?アジア（RFA）の24日付の報道を引用し、「あるネットユーザーが検索サイト大手の百度（バイドゥ）で、1998～2005年頃の馬雲(yún)（ジャック?マー）氏の情報を検索したところ、ヒットしたのはたった1件だった。他にも馬化騰（ポニー?マー）、任正非（レン?ジョンフェイ）など、大物企業(yè)家たちの中國語名で検索しても同様の結(jié)果だった。西暦2000年前後の彼らに関する報道や談話などの情報を検索しても、今はヒットしないようだ。當時彼らの情報は網(wǎng)易や搜狐（SOHU）、西祠胡同、天涯論壇など様々なサイトやブログ、個人運営のWebページで見ることができたにも関わらず、新浪網(wǎng)を例外として、一定の年數(shù)を経過した情報は99％以上消失してしまった。ネット上で探すことができたオリジナルの情報が激減している」と伝えた。

次に記事は、このような現(xiàn)象が起きている原因やデータについて紹介した。シドニー工科大學（UTS）の馮崇義（フォン?チョンイー）教授は「驚くべき現(xiàn)象だ。原因は現(xiàn)在の法制度にある。経済的効果や政治的判斷から來たのだろう。もし政治的判斷が原因なら、過去のグレーゾーンが真っ黒に塗りつぶされたことになる。今は反スパイ法の改正もあって、監(jiān)視や検閲が強化され、ネット運営側(cè)も負擔に耐え切れず消去することにしたのだろう」と回答した。

科學技術(shù)関連の情報を発信しているウェイボーアカウント「月光博客」が、Web Techmology Surveysサイトが公開している2013～24年の統(tǒng)計を分析したところによると、主要なWebサイトやWebページで使用されている言語の割合で、中國語は4．3％から1．3％に減少したという。これは10年で70％も下落した計算になる。また中國インターネット情報センター（CNNIC）の統(tǒng)計によると、2018年12月から23年12月までで、中國のサイト數(shù)は544萬個から388萬個まで減少したという。これは5年で30％減少した計算になる。記事は「中國のネットユーザー數(shù)は10億9200萬人で全世界の19％を占め、ネット普及率は76．4％に達しているが、Webページの數(shù)は10年で70％も減少し、Webページは5年で30％減少している。これは中國のWebサイトの急速な減少の確かな裏付けとなっている」と指摘した。

記事は最後に「このような現(xiàn)象が起きたのも、中國のネット市場が少數(shù)の大手企業(yè)によりろう斷され、內(nèi)容の多様性が制限、統(tǒng)制されているためで、小規(guī)模のサイトは競爭が難しく市場を去るしかなくなり、中規(guī)模のサイトも広告収入の減少で維持が困難になり閉鎖せざるを得ない。他にも、映像やライブ配信など新しい形態(tài)のサイトの出現(xiàn)により、今までのようなWebページの制作が減っている點も挙げられる」と述べた。（翻訳?編集/原邦之）