豪公共放送ABCは5月28日、オーストラリア産の牛肉が日本で自國(guó)よりも安い価格で販売されていることに畜産農(nóng)家が衝撃を受けたと報(bào)じた。中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)が30日付で紹介した。

報(bào)道によると、オーストラリア?ニューサウスウェールズ州の畜産業(yè)者は先月、東京でオーストラリア産牛肉が1キロ18．35豪ドル（約2000円）で販売されているのを発見(jiàn)した。ウールワースやコールズといったオーストラリアの主要スーパーの同種の肉の価格よりも2～4豪ドル（200～400円）、商品によってはそれ以上安かったという。

同畜産業(yè)者は、輸出業(yè)者がオーストラリアのスーパーと同じ市場(chǎng)で肉を仕入れているにもかかわらず、輸送コストや日本の輸入関稅が加わった後であっても、オーストラリアと同等あるいはそれよりも安くなっていたことに「衝撃を受けた」とのこと。デイビッド?リトルプラウド連邦下院議員は、オーストラリアのスーパーで不當(dāng)な価格操作が行われていることを示すものと指摘した。

ABCは「日本への牛肉の輸出はオーストラリアの農(nóng)家と日本の消費(fèi)者にとって非常に重要で、2022年には日本がオーストラリアにとって最大の市場(chǎng)になった」と説明。アナリストから「日本に輸出される牛肉は、米國(guó)産や日本産と競(jìng)爭(zhēng)しなければならず、為替レートの変化が販売価格にも影響する」との見(jiàn)方が出ていることを伝えた。

また、ウールワースの広報(bào)擔(dān)當(dāng)者が「日本と同等に比較することは不可能。われわれは國(guó)の厳しい肉質(zhì)基準(zhǔn)プログラムで認(rèn)定された高級(jí)牛を仕入れている。日本で販売されている商品（の寫(xiě)真）には、その認(rèn)証マークはどこにも見(jiàn)當(dāng)たらない」と述べ、価格の不正なつり上げを否定したことも紹介した。

ABCは、オーストラリア競(jìng)爭(zhēng)?消費(fèi)者委員會(huì)（ACCC）が同國(guó)內(nèi)のスーパーによる価格不正について調(diào)査しており、今年後半に報(bào)告書(shū)を発表する予定だと報(bào)じている。（翻訳?編集/北田）