2024年5月29日、中國メディアの環(huán)球時報は、韓國で宇宙航空庁が発足し、2032年の月面著陸、45年の火星著陸を目指すと報じた。

記事は、韓國?聯(lián)合ニュースの27日付報道として、韓國で航空宇宙の政策、研究開発、産業(yè)を主管する宇宙航空庁（KASA）が27日日に発足したと紹介。KASAは科學技術(shù)情報通信部に屬する中央行政機関で、長官以下293人で構(gòu)成され、ミッション本部長には米航空宇宙局（NASA）ゴダード宇宙飛行センター責任者を務(wù)めた経験を持つジョン?リー氏が就任したと伝えた。

また、米誌サイエンスニュースも27日にこの件について「韓國が自身のNASAを発足させた」と報じたことを紹介。KASAの設(shè)立は尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)が22年5月に就任した際の公約であり、尹氏は27年までの5年間で宇宙分野支出を1兆5000億ウォン（約1700億円）に倍増することを掲げていたとした。さらに、23年4月にはゴダード宇宙飛行センターを訪問しており、KASAの設(shè)立を進めていること、NASAとの協(xié)力により米韓間の宇宙同盟が一層強化されるとの見方を示したことを聯(lián)合ニュースが報じていたと伝えた。

記事は、KASAが「人類の知識拡大のために貢獻し得る先進宇宙科學研究を推進する」ことを主旨とし、32年に月面著陸、45年に火星著陸の実現(xiàn)を目標に掲げているとした。

この件について、中國のネットユーザーは「2045年まで韓國があればいいが」「どうせ宇宙は韓國のものなんでしょ」「まさかK-POPを上陸させるわけじゃないよな」「経験則から言えば、実現(xiàn)する前に大々的に宣言したときはかなりの確率で失敗する」「2045年とはずいぶん控えめだね。明日火星に著陸するって言っても驚かないのに」など冗談半分に受け止めるようなコメントを多く殘している。（翻訳?編集/川尻）