韓國外交部の資料から「日本の歴史歪曲発言」が削除される=韓國ネットに怒りの聲「一刻も早く弾劾」 

Record Korea    2024年5月31日(金) 21時0分

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30日、韓國?MBC NEWSは「韓國外交部が発刊した資料『2023 日本概況』に、日本の『歴史歪曲および過去史反省の言及事例』が含まれていないことが分かった」と伝えた。寫真は韓國の世宗大王像。

2024年5月30日、韓國?MBC NEWSは「韓國外交部が昨年発刊した資料『2023 日本概況』に、日本の歴史歪曲(わいきょく)と過去史反省の言及事例が含まれていないことが分かった」と伝えた。

記事によると、同資料は日本の政治?経済?社會?安全保障?対外関係など全般的狀況に関する情報を記述したもの。一般にも公開され、學術研究などにも使われる。発刊は不定期だが、政権が代わるたびに最低でも1回以上は改訂版が出る。

尹錫悅(ユン?ソンニョル)政権に入って発刊された「2023 日本概況」では、前回の2018年版に含まれていた「歴史歪曲の言及事例」や「過去史反省の言及事例」が削除された。また、01年以降に発刊された5冊の日本概況では「日本の教科書の歴史歪曲問題」が日韓関係の主な懸案として扱われてきたが、今回の資料には教科書問題の記載自體がないという。

記事は「外交部が同資料を公開した昨年3月は、尹錫悅(ユン?ソンニョル)大統(tǒng)領が日本との未來志向的関係を強調して元徴用工問題の解決策として第三者弁済案を発表したり、岸田文雄首相と日韓首脳會談を開催したりして野黨から『屈辱外交』と批判を受けた時期」とし、「そのため『外交部が日本との関係を意識して両國間の敏感な問題を資料から除いたのではないか』『客観的な事実関係まで削除するのは不適切だ』との批判が出ている」と説明している。

これに関し外交部は「2023年の概況資料は既存の資料を一部修正し略式で発刊したもので、今年中に総合的な改訂本を発刊する」「歴史歪曲事例などの資料はアップデート中で、改訂本を発刊する際に參考にする」と説明した。

また「政府は教科書問題に関し、日本の獨島(竹島の韓國名)に対する不當な主張と歴史歪曲の記述に一貫して斷固とした対応をとっている」とし、「今年の中學校教科書の検定結果発表のときも、報道官が聲明を発表し、駐韓日本大使を呼んで抗議した」と強調したという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「歴史を忘れた民族に未來はない」「大統(tǒng)領室にいる日本のスパイを捕まえてほしい」「そのうち韓國國旗も全て赤色に塗り変えそうだ」「いっそ三一節(jié)も獨立記念館もなくして、獨島も済州島も日本に売り渡したら?」「一刻も早く大統(tǒng)領を弾劾しよう。このまま我慢を続けたら病気になりそうだ」など、怒りの聲が続出している。(翻訳?編集/堂本

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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