2014年8月29日、人民網(wǎng)によると、広州大學(xué)広州発展研究院は28日、「広州外國(guó)籍流動(dòng)人口の管理現(xiàn)狀分析および対策研究」と題する報(bào)告書(shū)を発表した。これによると、地理?気候條件、ビジネスチャンス、都市のキャパシティなどの要因から、広州はアフリカ系外國(guó)人が最も多く住むアジアの都市となった。

【その他の寫(xiě)真】

〇広州に住む外國(guó)人の5割がアフリカ系外國(guó)人

第6回國(guó)勢(shì)調(diào)査の統(tǒng)計(jì)データによると、中國(guó)に常住する外國(guó)人は59萬(wàn)3832人で、うち広東省には全國(guó)最多の31萬(wàn)6138人が住んでいる。2010年、広州の各通関地から入國(guó)した外國(guó)人は延べ418萬(wàn)人、広州に一時(shí)滯在した外國(guó)人は延べ192萬(wàn)人、常住外國(guó)人は2萬(wàn)8000人にそれぞれ達(dá)し、國(guó)內(nèi)各大都市のトップに立った。

広州に現(xiàn)在滯在している外國(guó)籍流動(dòng)人口のうち、アフリカ系外國(guó)人は全體の約2分の1を占めている。統(tǒng)計(jì)データによると、広州に住むアフリカ系外國(guó)人はすでに20萬(wàn)人あまりに達(dá)し、その多くは不法滯在者という。広州に住むアフリカ系外國(guó)人は非常に集中して住んでおり、小北路、環(huán)市路、三元里を中心に、北は機(jī)場(chǎng)路と広園路、西は南海、南は海珠區(qū)と番禺區(qū)まで広がり、広州を囲んで半月形に分布している。

〇楽観を許さない外國(guó)人による犯罪問(wèn)題

報(bào)告によると、外國(guó)人の「三不（不法入國(guó)、不法滯在、不法就労）」問(wèn)題は、これまでずっと、広州全體が頭を抱える難問(wèn)となっていた。數(shù)年前に公表された統(tǒng)計(jì)データによると、広東省公安機(jī)関は2007年、計(jì)7000人以上の「三不」外國(guó)人を摘発、うち700人あまりに処分を科した。2008年には、1萬(wàn)3000人の外國(guó)人を調(diào)査の上処分、うち210人は刑事処分の対象となった。摘発?処分されたのは47カ國(guó)の外國(guó)人で、罪名は26種類に及び、アフリカ系外國(guó)人が多くを占めた。

刑事犯罪のほか、アフリカ人が2009年7月15日に広州派出所を襲撃した事件や、同じくアフリカ人が2012年6月18日に広園西路で騒ぎを起こした事件など、外國(guó)人が集まって騒ぎ出し、騒亂事件につながるケースも頻発している。このような情勢(shì)が引き金となり、広東省は2011年、「広東省外國(guó)人管理服務(wù)暫定規(guī)定」を発表した。このほか、暴行、エイズ、婚外子などの問(wèn)題も、広州市民の社會(huì)生活と都市の安全安定を脅かす可能性がある。

報(bào)告によると、外國(guó)人が絡(luò)む犯罪事件、特に麻薬犯罪事件も、重視すべき問(wèn)題となっている。広州に住む「三不」外國(guó)人の犯罪率は急上昇しており、うち麻薬関連犯罪がトップ、総數(shù)の6割近くを占めている。2012年12月、公安部は広州で麻薬密輸に攜わるアフリカ人300人以上を逮捕、アフリカ人と國(guó)內(nèi)の中國(guó)人によって形成された麻薬密売ネットワークを撲滅させた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KM?編集/TF）