Record China 2014年9月1日(月) 1時25分
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29日、北京市にある明代の皇帝、后妃の陵墓群「明の十三陵」の定陵から出土した文化財約3000點は、発掘から50年あまりの時を経て、今年の年末、これまで保存されていた地上の平屋から地下の倉庫に移されることとなった。
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2014年8月29日、北京市にある明代の皇帝、后妃の陵墓群「明の十三陵」の定陵(第14代皇帝の神宗萬暦帝の陵墓)から出土した文化財約3000點は、発掘から50年あまりの時を経て、今年の年末、これまで保存されていた地上の平屋から地下の倉庫に移されることとなった。京華時報が伝えた。
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定陵の地下宮殿は初めて國家計畫に基づき考古學発掘が行われた古代皇帝の陵墓で、十三陵の中で唯一発掘された場所。1956年から始まった定陵の発掘により、明の神宗萬暦帝?皇后の副葬品3000點あまりが出土したが、條件が限られていたため、これらの貴重な寶は定陵の付近に建てられたいくつかの平屋に保管されていた。
十三陵特區(qū)事務所文物科の胡漢生(フー?ハンション)氏は、「平屋では溫度や濕度を一定に保てず、文化財へのダメージが大きいため、十三陵は2012年、約3000萬元(約5億円)を費やし、面積2435平方メートルの地下文化財倉庫を建設した」と語る。
同事務所の雷濤(レイ?タオ)所長は、「新たな倉庫內(nèi)には最新の消防?セキュリティー?空調(diào)設備が備えられ、文化財の安全と濕度?溫度面の要求を満たせる??臻g的にも以前の場所と比べて約4倍になった」と語る。
このほか、倉庫の棚も新しい物と交換され、それぞれの文化財に合った容器をオーダーメイドで作成。文化財をより安全かつ安定的に保管できるようになった。
雷氏は「新たな文化財倉庫は1年あまりの試験を経て、今年年末に正式に使用される。3000點あまりの文化財は年末までに地下の新居に引っ越すことになる」と語った。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/TF)
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