車載電池大手のCATL、リサイクル分野でもリーディングカンパニー目指す

Record China    2024年6月15日(土) 10時0分

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車載電池大手のCATLはリサイクル分野でもリーディングカンパニーを目指している。

中國の新エネ車市場の急速な発展に伴い、リチウム資源がいずれ枯渇する日が來るのではないかと心配する人が多い。一方で、バッテリーがむやみに捨てられ、広い面積の環(huán)境汚染が懸念されている。

寧徳時代新能源科技(CATL)の曽毓群(ズン?ユーチュン)會長は今年の世界経済フォーラム)で、「車載電池の回収は非常に重要で、CATLの技術(shù)ではニッケル、コバルト、マンガンの回収率99.6%を?qū)g現(xiàn)し、金屬の追加採掘は必要ない。リチウムの回収率は91%を達成した。子會社の広東邦普循環(huán)科技(BRUNP)は2023年に10萬トンの廃電池を回収し、これらを利用して1萬3000トンの炭酸リチウムを製造した」と明確な答えを示した。

また、「中國は42年には電池を生産するために新しい鉱山を掘る必要はなくなるだろう。リサイクルできるようになるからだ」と述べた。

「中國のリサイクル技術(shù)は業(yè)界をリードしているが、そのリードはどれくらいか」とのイタリアメディアの質(zhì)問に、曽會長は「歐州の現(xiàn)在の技術(shù)では、ニッケル、コバルト、マンガンの回収率は80%、リチウムの回収率は70%程度だ。中國は回収率が高いだけでなく、コスト面のメリットもある」と述べた。

中國製EVの急速な発展や新型車、新技術(shù)の革新が注目されているが、同時に車載電池のリサイクルという將來の巨大な市場も無視できない。

CATLは世界最大のリチウム電池メーカーであるだけでなく、車載電池のリサイクルにおけるリーディングカンパニーという目標も持っている。

CATLの23年の売上高は前年比22.01%増の4009億2100萬元(約8兆円)で、利益は441億元(約8800億円)に達した。うち、電池材料とリサイクル事業(yè)はCATLの3位の事業(yè)となり、売上高は同29%増の336億元(約6700億円)に達し、総売上高の8.38%を占める。

CATLは車載電池のリーディングカンパニーとして、早くに電池のリサイクル事業(yè)への投資を開始。13年に広東邦普循環(huán)科技を買収してリサイクル事業(yè)に參入した。23年4月には、25年までにすべての電池製造設(shè)備でカーボンニュートラルを?qū)g現(xiàn)し、35年までにバッテリーのサプライチェーン全體でカーボンニュートラルを?qū)g現(xiàn)する計畫を発表した。

CATLの他にも、BYD比亜迪)、國軒高科(Gotion High-tech)、億緯鋰能(EVEエナジー)などの電池メーカーがリサイクル事業(yè)に參入している。

BYDは15年からバッテリーリサイクル大手の格林美(GEM)と提攜し、EVバッテリーのリサイクルシステムを共同で構(gòu)築している。BYDの中國國內(nèi)の新エネ車バッテリー回収サービス拠點は50カ所を超えた。

國軒高科は21年にリチウム電池のリサイクル事業(yè)のために合肥國軒循環(huán)科學(xué)技術(shù)を設(shè)立し、バッテリーのリサイクル工場の拡張を続けている。(編集/CL)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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