中國とエジプトは2018年、合同考古學(xué)チームを設(shè)立し、エジプトのモントゥ神殿遺跡の考古発掘を?qū)g施してきました。中國社會科學(xué)院考古研究所によりますと、中國考古學(xué)チームは最近、エジプトにおける考古學(xué)の段階的な任務(wù)を完了し、モントゥ神殿遺跡の中にある小型神殿の全體的な輪郭を明らかにし、新たに建築の基礎(chǔ)を発見したほか、碑文とレリーフが殘された石塊2個も発見しました。

エジプトの南部に位置する古代都市ルクソールは、古代にはテーベと呼ばれ、古代エジプト最盛期の首都でした。ここには古代エジプトのカルナック神殿、歴代の王の墳?zāi)工扦ⅳ胪跫窑喂趣胜晒糯ē弗抓任拿鳏位偆蓼盲皮?、地球上で「最大の野外博物館」と呼ばれています。中國?エジプト合同考古學(xué)チームが発掘したモントゥ神殿は、ルクソール地域で最も有名なカルナック神殿群の重要な構(gòu)成部分です。今回の発掘は今年3月中旬から2カ月間続きました。

モントゥ神殿は、紀(jì)元前1391年から1355年にかけて建てられ、古代エジプトの新王國時代に當(dāng)たり、この時期はアメンホテプ4世、ツタンカーメン、ラムセスなどの有名なファラオが生活していた時代でした。

中國社會科學(xué)院考古研究所の賈笑氷研究員によりますと、モントゥ神殿建築群はいくつかの部分から構(gòu)成されており、最も重要なのはモントゥ神殿、マアト神殿と南西部にあるオシリス神殿で計六つあり、中國?エジプト連合考古學(xué)チームは現(xiàn)時點で六つある小型神殿のうち四つ目の構(gòu)造と輪郭をほぼ明らかにしました。

合同考古學(xué)チームはこのほか、発掘された文物の中から石の祭壇を発見し、碑文は破損していますが、古代エジプト第30王朝のファラオ?ネクタネボ1世の即位名であることが識別され、考古學(xué)者が神殿の建設(shè)順序を解読する年代の尺度となっています。

今シーズンの考古學(xué)発掘では、中國?エジプト合同考古學(xué)チームはモントゥ神殿とマアト神殿の結(jié)合部で、新たに未知の建物の基礎(chǔ)を発見しました。特に基礎(chǔ)を建設(shè)するために使われた二つの砂巖石塊には、碑文とレリーフが殘され、ヒエログリフ（象形文字）の一つであるカルトゥーシュが使われ、第25王朝ファラオ?タハルカのものである可能性が高く、考古學(xué)者が遺跡の時代を判斷する重要な根拠になるものです。（提供/CRI）