中國江蘇省蘇州市で24日に起きた日本人母子が襲われた事件で、犯人の男を止めようとして切り付けられた中國人女性の死亡が報(bào)じられた。

この事件では、スクールバスを待っていた日本人の母親と子どもが刃物のような物で襲われて軽傷を負(fù)った。バスに乗り込もうとした犯人の男を止めようとして切り付けられたバス案內(nèi)係の中國人女性は重體となっていたが、中國メディアは28日、蘇州市公安局が女性の死亡を発表したことを報(bào)じた。

女性は市內(nèi)在住の胡友平（ホー?ヨウピン）さん（1969年7月生まれ）で、「蘇州市見義勇為模範(fàn)」の稱號授與が要請されている。「見義勇為」は自らの身を挺して他人の危機(jī)を救った人を顕彰する制度だ。

日中両國から無事を祈る聲が寄せられた胡さんの訃報(bào)に、中國のネットユーザーからは「危険な狀況でも立ち上がって他人を守れるあなたは本當(dāng)に勇敢な人。ご冥福をお祈りします」「英雄に敬意を表します」「こうした勇敢な人のことは語り継がれるべき」「ニュースで知って涙が流れた。私なら刃物を前に胡さんのような勇敢な行動(dòng)はできない」などの聲が相次いで寄せられている。

28日午前11時(shí)半現(xiàn)在、中國SNSの微博（ウェイボー）では、「日本人母子を勇敢に救った中國人女性が逝去」がランキング1位になっている。（翻訳?編集/野谷）