中國(guó)メディアの澎湃新聞はこのほど、「韓國(guó)に渡り『日當(dāng)（日払い）』で働く中國(guó)の朝鮮族の人たち」とする記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、韓國(guó)京畿道華城市にある電池メーカー、アリセルのリチウム電池工場(chǎng)で6月24日に火災(zāi)が発生し、作業(yè)員23人が死亡、8人が負(fù)傷した。犠牲者のうち17人が中國(guó)人で、全員が韓國(guó)語(yǔ)で言う「??（日當(dāng)）」で働いていたため、「逃げ道」に慣れていなかった。

韓國(guó)にはいったい日払いで働く朝鮮族がどれほどいるのか。彼らはどのような境遇にあるのか。

1990年代以降、中國(guó)から多くの朝鮮族が韓國(guó)に出稼ぎに行き、現(xiàn)地企業(yè)の労働力不足を補(bǔ)ってきた。韓國(guó)法務(wù)部によると、2023年12月末時(shí)點(diǎn)の在留外國(guó)人は前年比11．7％増の250萬(wàn)7584人で、國(guó)籍別では中國(guó)が全體の37．6％を占めた。韓國(guó)で働く中國(guó)の朝鮮族は政策上の便宜を享受できる。盧武鉉（ノ?ムヒョン）政権時(shí)の07年に非韓國(guó)籍の朝鮮族同胞を?qū)澫螭趣工朐L問(wèn)就業(yè)（H-2）ビザと「外國(guó)人雇用許可制」が新設(shè)され、中國(guó)の朝鮮族が韓國(guó)で合法的に就労する道が開(kāi)かれた。同年には外國(guó)人労働者の雇用をさらに改善するため「訪問(wèn)就業(yè)制」が施行され、韓國(guó)語(yǔ)試験に合格した外國(guó)人労働者の優(yōu)先的雇用が規(guī)定された。これは中國(guó)の朝鮮族にとって「優(yōu)位性」であり、語(yǔ)學(xué)試験に合格したり、さまざまな専門(mén)資格を取得すれば、H-2ビザを在外同胞（F-4）ビザに切り替えられる。F-4ビザ取得後、2年以上居住し、納稅基準(zhǔn)を満たすか両親のどちらかが韓國(guó)籍であれば永住権（F-5）ビザを申請(qǐng)できる。

中國(guó)の労働仲介業(yè)者の中には、韓國(guó)の求人情報(bào)をSNS上に掲載しているところも少なくない。主な求人は製造業(yè)労働者や飲食業(yè)従業(yè)員で、年齢は18～39歳、性別は不問(wèn)というものが多い。製造業(yè)労働者の場(chǎng)合は3年で64萬(wàn)人民元（約1408萬(wàn)円）相當(dāng)、飲食業(yè)従業(yè)員の場(chǎng)合でも3年で46萬(wàn)7000人民元（約1027萬(wàn)円）相當(dāng)を稼げるという。引っ越しや工場(chǎng)の手伝い、建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)での仕事、セメントやレンガの搬入など給料日払い制の「日當(dāng)」の場(chǎng)合の賃金は、最低16萬(wàn)ウォン（約1萬(wàn)9200円）で上限はなく、殘業(yè)をすればさらに稼げる。

日払いで働く人の多くが従事するのは、韓國(guó)人が忌避するいわゆる3D「Dirty（汚い）Difficult（過(guò)酷な）Dangerous（危険な）」業(yè)種だ。出稼ぎの目的はお金を稼ぐことであり、どのような肉體労働をするにしても、殘業(yè)や週休1日制もいとわず、過(guò)酷で危険な仕事に従事する意欲さえあれば、より多くの収入を得られる。一方、外國(guó)人労働者は、いじめを受けたり、のけ者にされたりするなど、韓國(guó)社會(huì)に溶け込むのが難しく「終始よそ者」でもある。（翻訳?編集/柳川）