ニュージーランドで中國人留學(xué)生が襲撃され負(fù)傷した。中國國営の中央テレビ（CCTV）などが1日に報じた。

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在オークランド中國総領(lǐng)事館によると、6月28日午前、16歳の中國人留學(xué)生がオークランド市內(nèi)を走るバスに乗車したところ女に金屬の棒のような物で毆られるなどして「深刻な損傷」を負(fù)った。同総領(lǐng)事館は「事件に深い驚きと心痛を覚える」として、留學(xué)生の家族に見舞いの言葉をかけるとともに、現(xiàn)地警察に全力を挙げて捜査するよう求めた。

中國共産黨系の環(huán)球時報の元編集長で、ジャーナリストの胡錫進(jìn)（フー?シージン）氏は7月1日、この事件と、フィリピンで発生した中國人経営者らが誘拐された後に殺害された事件を挙げ、「中國人が國外で遭遇するリスクは、外國人が中國で直面するリスクよりもはるかに多い」と言及。ニュージーランドの事件では留學(xué)生をかばったのは華人の高齢男性だけであり、留學(xué)生はドアを開けないよう求めたものの運(yùn)転手はこれを聞かずにドアを開けたため、犯人が逃げたと訴えていることを紹介した。

胡氏は「今回の事件は明らかにヘイトの性質(zhì)がある。バスには10人以上の人が乗っていて犯人を制圧して警察に引き渡すことが十分にできたはずだが彼らはそうしなかった。犯罪者を逃がしたということはヘイトクライム（憎悪犯罪）に対する地域社會の姿勢が脆弱であることを反映したもので、市民社會としての恥辱だ」と主張した。

そして、6月24日に江蘇省蘇州市で起きた日本人母子襲撃事件に言及し、「蘇州の事件では中國人のスクールバス職員?胡友平（フー?ヨウピン）さんが身を挺して日本人の女性と子どもたちをかばった。そして、他の通行人たちが素早く助けたことで犯人をその場で制圧した」と指摘。吉林省で起きた米大學(xué)教員ら襲撃事件でも中國人が被害者をかばって負(fù)傷したことに觸れ、「どの社會にも狂気じみた犯罪者がいて、不幸にも外國人が襲撃の標(biāo)的になることもあるが、中國社會は犯罪に反対し、襲撃された外國人を助ける姿勢が鮮明で斷固としている」と述べた。

また、「蘇州の襲撃事件では胡友平さんこそが中國社會を代表する人物であり、犯人は決してそうではない」と強(qiáng)調(diào)?！负哑饯丹螭蚍Q賛する際に『こんな國にとって救いの人』『中國人の最後の人間性を守った』などと表現(xiàn)するのは、実は中國社會への侮辱であり、斷固反対すべき」と訴えた。（翻訳?編集/北田）