2014年9月2日、中國の軍事コミュニティサイト?米爾社區(qū)によると、青島市政府新聞弁公室は、青島市黃島新區(qū)で中韓貿(mào)易協(xié)力區(qū)の正式な運用を開始したことを明らかにした。

【その他の寫真】

同協(xié)力區(qū)は中韓の自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）を視野に入れた試験的なモデル地區(qū)とされ、今後の両國間における?yún)f(xié)力拡大が見込まれている。中韓貿(mào)易は年平均20％のペースで成長しており、2013年には貿(mào)易高は2742億ドル（約28兆8000億円）に達している。

記事では、協(xié)力區(qū)の運用開始は中國と韓國にとっては良いニュースだが、日本にとっては兇報でしかなく、中韓FTAが成立すれば日本はじだんだを踏むことになると指摘。中韓FTAの実質(zhì)的な前身は日中韓FTAだったが、日本は安倍政権の発足で中國、韓國との関係が悪化。中國にとって日本は韓國よりも重要な貿(mào)易相手國であり、政治的にも重要な存在だが、関係悪化によって韓國が優(yōu)先されたとしている。

また、韓國にとっては、中國との貿(mào)易では韓國が優(yōu)位に立っているが、日本との貿(mào)易では日本が優(yōu)位に立っている。そのため、日本よりも中國との関係を優(yōu)先することになるとし、中韓が蜜月関係にある中、中韓FTAは間もなく妥結(jié)を迎えるだろうと予測している。（翻訳?編集/岡田）